タヤスモン（1990年生、母ウオームハート）

Tayasu Mon

1990.04.24

タヤスモン（1990年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアンフイールド（当時11歳）と交配したウオームハートが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は石坂 洋治。戦績は、中央平地3戦0勝2着1回、地方6戦5勝。主な勝ち鞍は1994年のりんどう賞(C)。

経歴

デビュー前

矢野進厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1993年）

8月28日、デビュー戦は横田吉光騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 小雨/不良）に出走。馬体重は476kg。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したエイティボサツに3/4馬身届かず2着となった。

11月6日、中9週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横田吉光騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

11月14日、連闘で迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で横田吉光騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

4歳（1994年）

4月17日、約5か月の休み明けで迎えた4戦目は、頼本盛行騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヒガシオンリーに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月27日、中5週で迎えた5戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のヒガシオンリーに3馬身の差をつけて2勝目を手にした。

7月15日、中6週で迎えた6戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は頼本盛行騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヒガシオンリーに1馬身の差をつけて3勝目を収める

7月31日、中1週で迎えた7戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマルヤマルビーに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月16日、中1週で迎えた8戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（2戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のグッドネスマンナに2馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

10月9日、中7週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた9戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は頼本盛行騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。