マスダシーザー（1998年生、母サニーローズミラー）

マスダシーザー（1998年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のネーハイシーザー（当時8歳）と交配したサニーローズミラーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は濱田牧場。戦績は、地方24戦2勝。主な勝ち鞍は2001年のアザレア特別。

経歴

デビュー前

2歳のとき、浜田牧場から「北海道5月3歳トレーニングセールサラブレッド3歳」に上場され、亀倉稔によって420万円で落札された。

立花貢厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2000年）

9月25日、デビュー戦は立花伸騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は439kg。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のルビーマジックに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月16日、中6週で迎えた2戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のストレチア特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

12月7日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦の葉牡丹特別（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は立花伸騎手（1戦1勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で立花伸騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

3歳（2001年）

1月17日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のアザレア特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で立花伸騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のグローリーエクセルに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月15日、中3週で迎えた6戦目は、3歳地方重賞の京浜盃（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で立花伸騎手（4戦2勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

3月26日、中5週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で立花伸騎手（5戦2勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のライラック特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で立花伸騎手（6戦2勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい14着に終わった。

9月10日、約5か月の休み明けで迎えた9戦目は、一般C1五（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で立花伸騎手（7戦2勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた10戦目は、一般C1六七（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で立花伸騎手（8戦2勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1八九（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で立花伸騎手（9戦2勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

10月30日、中3週で迎えた12戦目は、一般C1八九十（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で立花伸騎手（10戦2勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は垂れてしまい14着に終わった。

12月11日、中5週で迎えた13戦目は、一般C1七（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で立花伸騎手（11戦2勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

4歳（2002年）

2月4日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、湯浅淳一騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

2月25日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた15戦目は、大友勝利騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

3月31日、中4週で迎えた16戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、雪割草特別（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた17戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、一般B C1（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月13日、中3週で迎えた18戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月3日、中2週で迎えた19戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月25日、中2週で迎えた20戦目は、一般B C1（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月22日、中3週で迎えた21戦目は、あいさけカップ（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山侯彦騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた22戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般B C（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた23戦目は、一般B C（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1 C2（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（6戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。