メテオリックラン（2000年生、母ブライダルディナー）

メテオリックラン（2000年4月1日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「（流星のような）すばやい走り」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時11歳）と交配したブライダルディナーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地17戦1勝、中央障害5戦1勝。主な勝ち鞍は2003年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額1,600万円（40万×40口）で一口馬主が募集された。

岩元市三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

11月2日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は520kg。17頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい11着に敗れた。

3歳（2003年）

3月29日、約5か月の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に敗れた。

4月12日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた4戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。最後は、2着のヒノキランバーをクビ差制して初勝利を挙げた。

5月25日、中2週で迎えた5戦目は、3歳500万下のはやぶさ賞（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦1勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6月15日、中2週で迎えた6戦目は、3歳500万下（中京芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は和田竜二騎手（3戦0勝）。17頭立ての11番人気で大外17番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて13着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下の南港特別（阪神芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（4戦0勝）。18頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず16着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた8戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で16番ゲートからスタート。18着に敗れた。

4歳（2004年）

2月21日、約7か月の休み明けで迎えた9戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（5戦0勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

3月21日、中3週で迎えた10戦目は、高井彰大騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

3月28日、連闘で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高井彰大騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

4月18日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で高井彰大騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた13戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の湯沢特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に敗れた。

5月9日、連闘で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（京都芝1600m 外回り曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は高井彰大騎手（3戦0勝）。17頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着を確保した。

5月29日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（6戦0勝）。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて9着に敗れた。

6月26日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（阪神芝2200m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は高井彰大騎手（4戦0勝）。15頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。主導権を握り、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

7月3日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、3歳以上500万下（阪神芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高井彰大騎手（5戦0勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい15着に終わった。

8月29日、中7週で迎えた18戦目は、出津孝一騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた19戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月3日、中2週で迎えた20戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で高野容輔騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のセルリアンディールに2馬身半の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

10月10日、連闘で迎えた21戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で高野容輔騎手（2戦1勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月30日、中2週で迎えた22戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 雨）に出走。鞍上は出津孝一騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。