キーコーズウェイ（2017年生、母スプリングマンボ）

キーコーズウェイ（2017年3月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母母名、母母母名の一部+父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のスズカコーズウェイ（当時13歳）と交配したスプリングマンボが23歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はグランド牧場。主な勝ち鞍は2021年の一般C11。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額1,200万円（6万×200口）で一口馬主が募集された。

橋田満厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2020年）

8月23日、デビュー戦は泉谷楓真騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は468kg。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

9月29日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のファーステストクーに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月15日、中1週で迎えた3戦目は、一般C4-3（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、伸びてきたムッシュパイロ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

11月4日、中2週で迎えた4戦目は、一般C4-2（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、ロードインファイトに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

11月30日、中3週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた5戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、勝ったエルスネルにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

12月8日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、抜け出したヤマニンガラッシアを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

4歳（2021年）

2月10日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた8戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のドーベルフラッシュに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

3月12日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた10戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るプリンセスララアを強烈な末脚で半馬身差し切って人気に違わぬ実力を証明した。

5月22日、中7週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた11戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

6月27日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた12戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。