マヒナビスティー（2007年生、母タイキプレリュード）

マヒナビスティー（2007年2月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「月（ハワイ語）＋冠名」。毛色は青鹿毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時7歳）と交配したタイキプレリュードが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）村上欽哉牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方37戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2011年の4歳以上C3一。

経歴

デビュー前

松山将樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

7月25日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。18頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、6着に入り込んだ。

8月9日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（新潟芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

3歳（2010年）

2月7日、約6か月の休養明けで迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

3月6日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で勝浦正樹騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

4月7日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず3着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた6戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C1 C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたシャンパレス決め手に屈してアタマ差の2着に惜敗した。

5月18日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた8戦目は、3歳C1（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

6月10日、中2週で迎えた9戦目は、3歳C1（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

9月8日、約3か月の休み明けで迎えた10戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた11戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1700m 雨/重）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中越豊光騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、伸びてきたランドジーニアス決め手に屈してハナ差の2着となった。

11月4日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（4戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコスモジャングルに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月18日、中1週で迎えた15戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったライラックパンチに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

12月8日、中2週で迎えた16戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

4歳（2011年）

1月1日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

1月11日、中0週で迎えた18戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた19戦目は、難波場外<毎週水・木>発売記念（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた20戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（園田ダート1400m 雪/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた21戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

3月9日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松浦政宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

3月17日、連闘で迎えた23戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松浦政宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のマルブツフィーバーをアタマ差振り切って下馬評通りの実力を証明した。

4月10日、中2週で迎えた24戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、福山・高知連携海援隊シリーズ三戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月16日、連闘で迎えた25戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月23日、連闘で迎えた26戦目は、一般C1五（福山ダート1130m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月30日、連闘で迎えた27戦目は、一般C1五（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で嬉勝則騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月7日、連闘で迎えた28戦目は、一般C1四（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で嬉勝則騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月16日、連闘で迎えた29戦目は、一般C1五（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で嬉勝則騎手（5戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月5日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた30戦目は、一般C1四（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で嬉勝則騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月13日、連闘で迎えた31戦目は、片桐正雪騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（福山ダート1250m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1五（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で片桐正雪騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月2日、連闘で迎えた33戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で片桐正雪騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月11日、連闘で迎えた34戦目は、一般C1五（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で片桐正雪騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のオパールエンプレスに半馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

7月17日、連闘で迎えた35戦目は、めざせレコード弾丸チャレンジ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で片桐正雪騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月25日、連闘で迎えた36戦目は、一般C1四（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で片桐正雪騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた37戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で片桐正雪騎手（6戦1勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で片桐正雪騎手（7戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月28日、連闘で迎えた39戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で片桐正雪騎手（8戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月5日、連闘で迎えた40戦目は、一般C1三（福山ダート1130m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で片桐正雪騎手（9戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月9日、中4週で迎えた41戦目は、一般C1四（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で片桐正雪騎手（10戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。