オパールエンプレス（2007年生、母レインボーオパール）

オパールエンプレス（2007年4月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋父名より連想」。品種はサラブレッド系で、毛色は黒鹿毛。種牡馬のトーホウエンペラー（当時11歳）と交配したレインボーオパールが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）千葉飯田牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方29戦5勝2着8回。主な勝ち鞍は2010年の3歳。

経歴

デビュー前

柴崎勇厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

12月20日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に敗れた。

3歳（2010年）

2月27日、中9週で迎えた2戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/不良）に出走。15頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

3月28日、中3週で迎えた3戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

6月5日、中9週で迎えた4戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

7月10日、中4週で迎えた5戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず15着に終わった。

8月21日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

9月20日、中3週で馬体重を前走から27kg増やして迎えた8戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のリッカトレジャーに3/4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月10日、中2週で迎えた9戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のクールシナリオに2馬身半の差をつけて2勝目を掴み取った。

10月24日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（福山ダート1250m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤本三郎騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のホシノムサシをアタマ差制して3勝目を掴み取った。

11月14日、連闘で迎えた12戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤本三郎騎手（3戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャイニーロイヤルから2馬身半差の2着に敗北した。

11月27日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤本三郎騎手（4戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルカコマンダーから2馬身半差の2着に敗北した。

12月25日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の福山・高知連携中岡慎太郎シリーズ五戦（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（2011年）

1月2日、連闘で迎えた16戦目は、4歳（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアンテリジェンスから3馬身差の2着に敗北した。

1月10日、連闘で迎えた17戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で嬉勝則騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた18戦目は、福山・金沢冬期交流オープニング記念（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で嬉勝則騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた19戦目は、一般C7（福山ダート1130m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で嬉勝則騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた20戦目は、一般C8（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で嬉勝則騎手（7戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた21戦目は、福山・高知連携龍馬シリーズ九戦（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で嬉勝則騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったリワードラパンから半馬身差の2着となった。

3月21日、中1週で迎えた22戦目は、一般C6（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で嬉勝則騎手（9戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月28日、連闘で迎えた23戦目は、一般C7ホ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は藤本三郎騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったリッカブレーブから3馬身差の2着となった。

4月24日、中3週で迎えた24戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（10戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月1日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2一（福山ダート1130m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（11戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月8日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2一（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（12戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月15日、連闘で迎えた27戦目は、ばら祭シリーズプリンセスふくやま（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で嬉勝則騎手（13戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月4日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2一（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で嬉勝則騎手（14戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月12日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2一（福山ダート1130m 雨/不良）に出走。鞍上は藤本三郎騎手（6戦2勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月18日、連闘で迎えた30戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（7戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のキガチャンに2馬身半の差をつけて制した。

7月2日、中1週で迎えた31戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤本三郎騎手（8戦3勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったグラスタイムから4馬身差の2着となった。

7月11日、連闘で迎えた32戦目は、一般C1五（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤本三郎騎手（9戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマヒナビスティーから半馬身差の2着に敗北した。

7月17日、連闘で迎えた33戦目は、めざせレコード弾丸チャレンジ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤本三郎騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールドアポロから9馬身差の2着に敗北した。

7月25日、連闘で迎えた34戦目は、一般C1四（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤本三郎騎手（11戦3勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月7日、中1週で迎えた35戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤本三郎騎手（12戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月14日、連闘で迎えた36戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤本三郎騎手（13戦3勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のウーシエンダーをクビ差制して5勝目を挙げた。