リワードラパン（2007年生、母リワードシンシア）

リワードラパン（2007年2月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋うさぎ（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時19歳）と交配したリワードシンシアが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）リワード。戦績は、地方24戦12勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の3歳。

経歴

デビュー前

太田進厩舎（小林）へ入厩。

3歳（2010年）

7月2日、デビュー戦は御神本訓史騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は473kg。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のビリーヴユアウィンに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月14日、中5週で迎えた2戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の福山・高知連携対潮楼シリーズ六戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシャイニーロイヤルに2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

9月19日、中4週で迎えた3戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の福山・高知連携勝海舟シリーズ六戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のグラスグローリーに半馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

10月11日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C2-5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のマイネルポンピオンに1馬身半の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

10月24日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、津野四万十川源流特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のマイネルガルボに4馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

4歳（2011年）

2月25日、約4か月の休み明けで迎えた6戦目は、一般C1-5（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。

3月6日、連闘で迎えた7戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、福山・高知連携龍馬シリーズ九戦（福山ダート1250m 曇/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のオパールエンプレスに半馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

3月27日、中2週で迎えた8戦目は、瀬戸内海放送開始特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（3戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のスプマドールに1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4月1日、連闘で迎えた9戦目は、東日本被災地復興支援特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（4戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のケージーフジを3/4馬身振り切って断トツの支持に応えた。

5月1日、中3週で迎えた10戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、山菜コシアブラ特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

5月8日、連闘で迎えた11戦目は、一般C1イ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（5戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のナモンアンブリーを半馬身振り切って9勝目を掴み取った。

5月20日、中1週で迎えた12戦目は、一般B5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（6戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

5月28日、連闘で迎えた13戦目は、カツオのタタキ特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（7戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

6月4日、連闘で迎えた14戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、一般B5（高知ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したゼットカークを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月13日、連闘で迎えた15戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のユノピカソに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月26日、中1週で迎えた16戦目は、福山・高知連携円福寺シリーズ七戦（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（8戦5勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のプライズデイに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

7月11日、中1週で迎えた17戦目は、福山・高知連携魚屋万蔵宅シリーズ六戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は永森大智騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のバビッシュに1馬身の差をつけて1番人気に応えた。

8月7日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、一般B3（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

8月27日、中2週で迎えた19戦目は、葉月頼母特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。

9月3日、連闘で迎えた20戦目は、一般Bロ（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（9戦6勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず3着に敗れた。

12月17日、約3か月半の休養明けで迎えた21戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

12月24日、連闘で迎えた22戦目は、一般Bイ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（10戦6勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

5歳（2012年）

1月1日、連闘で迎えた23戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、ニュー屋台歌特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた24戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、一般B2（高知ダート1400m 小雨/良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。