リキアイリンカーン（1991年生、母アサクサラッキー）

リキアイリンカーン（1991年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコインドシルバー（当時17歳）と交配したアサクサラッキーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）信岡牧場。戦績は、中央平地21戦1勝2着2回、中央障害18戦1勝2着1回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

橋本寿正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1993年）

11月14日、デビュー戦は岸滋彦騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/不良）に出走。馬体重は454kg。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

11月28日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

12月11日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた3戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた4戦目は、松本達也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

3歳（1994年）

1月16日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

2月27日、中5週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は岸滋彦騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず9着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は松本達也騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた10戦目は、中竹和也騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

6月12日、中2週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中竹和也騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したタケカオーディーンを差し切れず、1馬身3/4差の2着となった。

6月26日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で中竹和也騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。

7月23日、中3週で迎えた14戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、勝ったサファイヤシチーに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

8月6日、中1週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた16戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

8月28日、連闘で迎えた17戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場均騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエリモノライオンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月25日、中3週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は中竹和也騎手（4戦0勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で中竹和也騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

11月5日、中1週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で中竹和也騎手（7戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月27日、中2週で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で中竹和也騎手（8戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着を確保した。

12月18日、中2週で迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で中竹和也騎手（9戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（1995年）

4月30日、約4か月半の休養明けで迎えた24戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた25戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 小雨/良）に出走。鞍上は中竹和也騎手（10戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた26戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（11戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイカブリスクから7馬身差の2着となった。

7月1日、中3週で迎えた27戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中竹和也騎手（12戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた28戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中竹和也騎手（13戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた29戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中竹和也騎手（14戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のセンターゼウスに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5歳（1996年）

2月3日、約6か月半の休養明けで迎えた30戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は岸滋彦騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた31戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 雪/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた32戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

4月13日、中5週で迎えた33戦目は、障害5歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は中竹和也騎手（15戦1勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月18日、中4週で迎えた34戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（16戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた35戦目は、北村卓士騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上400万下（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着を確保した。

6月23日、中1週で迎えた36戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3150m 曇）に出走。鞍上は中竹和也騎手（17戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた37戦目は、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（18戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた38戦目は、小倉障害ステークス（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中竹和也騎手（19戦1勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた39戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上400万下（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

6歳（1997年）

1月1日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた40戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般B2（高知ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。