シャルンホルスト（2019年生、母ウイズアフェクション）

シャルンホルスト（2019年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「世界一美しい軍艦」。毛色は鹿毛。種牡馬のマジェスティックウォリアー（当時14歳）と交配したウイズアフェクションが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は三石川上牧場。主な勝ち鞍は2022年の一般C22。

経歴

デビュー前

1歳のとき、三石川上牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、八嶋長久によって550万円で落札された。

茶木太樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

2月20日、デビュー戦は川須栄彦騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた2戦目は、大久保友雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では末脚を伸ばせず16着に終わった。

10月4日、約7か月の休み明けで迎えた3戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

10月18日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったクラウンセトに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

11月1日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた5戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 雨/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

12月5日、中4週で迎えた6戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C25（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

12月21日、中1週で迎えた7戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、一般C22（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のシンギングワールドに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2023年）

6月13日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、一般C21（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた9戦目は、一般C18（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤聡一騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るタレントゥーサを別次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけてファンの支持に応えた。