ヤサカスプラウト（2001年生、母ビーマイコンキスタドール）

ヤサカスプラウト（2001年5月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋新芽」。毛色は栗毛。種牡馬のトウカイテイオー（当時13歳）と交配したビーマイコンキスタドールが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）若林牧場。戦績は、中央平地11戦0勝2着1回、中央障害6戦0勝2着1回、地方3戦0勝。

経歴

デビュー前

中野隆良厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

3月14日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

4月11日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

5月23日、中5週で迎えた3戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

6月19日、中3週で迎えた4戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

7月18日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、キョウワエンプレスにクビ差交わされて2着となった。

8月8日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

9月5日、中3週で迎えた7戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入った。

9月26日、中2週で迎えた8戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

10月30日、中4週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

11月7日、連闘で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

12月11日、中4週で迎えた11戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（2005年）

1月22日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で金子光希騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。最後は、勝ったカントウオウから1馬身半差の2着となった。

3月12日、中3週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で金子光希騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月1日、中6週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で金子光希騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月4日、中4週で迎えた16戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2006年）

7月29日、約14か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

11月24日、約4か月の休養明けで馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた18戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、冬桜特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

12月8日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた19戦目は、一般C1二（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で橋本直哉騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた20戦目は、ポインセチア賞（浦和ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で橋本直哉騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。