ラブミージュニア（2016年生、母ラブミーチャン）

ラブミージュニア（2016年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時17歳）と交配したラブミーチャンが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は谷岡牧場。2018年のカーネリアン特別に勝利した他、2018年の知床賞(M3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2018年）

5月16日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、クリスマスベルに半馬身交わされて2着に敗北した。

5月30日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るモスコミュールを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月28日、中3週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞の栄冠賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に敗れた。

7月31日、中4週で迎えた4戦目は、2歳オープンのカーネリアン特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のスズカユースに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月2日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では印象的な伸び脚で急追したが、抜け出したキスミーローズを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月28日、中3週で迎えた6戦目は、2歳M3の知床賞（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で桑村真明騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月5日、中4週で迎えた7戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり12着に敗れた。

3歳（2019年）

6月6日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハナを奪い、非常に速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力で渋太く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のリンノティアラに2馬身半の差をつけて久しぶりの実戦をモノにした。

6月28日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のアークザゴールドに4馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

7月9日、中1週で迎えた10戦目は、オフト伊勢崎賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

12月5日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた11戦目は、一般C1三四（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（4戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では不撓のガッツでジリジリと辛抱強く粘り込んで先頭に立ち、最後は2着のキングオブヘヴンを半馬身振り切って休養明けの一戦をモノにした。

12月31日、中3週で迎えた12戦目は、おおとり賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で真島大輔騎手（5戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のヴァイキングに5馬身の差をつけて6勝目を手中に収めた。

4歳（2020年）

2月5日、中4週で迎えた13戦目は、スノードロップ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で真島大輔騎手（6戦4勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい12着に敗れた。

2月25日、中2週で迎えた14戦目は、ゴールデンステッキ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で真島大輔騎手（7戦4勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで崩れずに走り抜いたが、伸びてきたタイムゴールド決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

4月6日、中5週で迎えた15戦目は、トゥインクルオープニング賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で真島大輔騎手（8戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のセグレートシチーに3馬身半の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

9月11日、約5か月半の休養明けで迎えた16戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、東京中日スポーツ賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた17戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、花野賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた18戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、オパール賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

11月4日、中3週で迎えた19戦目は、ありがとうJBC2020大井競馬賞（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで持ち堪えて、最後は2着のアッシャムスに1馬身3/4の差をつけて勝利を手に入れた。

11月17日、中1週で迎えた20戦目は、ノベンバー賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田凌騎手（2戦1勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい16着に敗れた。

5歳（2021年）

12月29日、約13か月半の休養明けで迎えた21戦目は、フジテレビ賞（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（9戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて10着に敗れた。

6歳（2022年）

1月25日、中3週で迎えた22戦目は、道玄坂賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい12着に敗れた。

4月8日、中9週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた23戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、なんくるないさ川崎競馬賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

5月19日、中5週で迎えた24戦目は、北条五代PR賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。