ユーユーヒット（1997年生、母ヤマヒビキ）

ユーユーヒット（1997年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のスマノヒツト（当時16歳）と交配したヤマヒビキが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）山際セントラルスタッド。戦績は、地方15戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山際セントラルスタッドから「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場されたが主取りとなった。

山際孝幸厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（1999年）

6月25日、デビュー戦は坂口重政騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（笠松ダート800m 雨/不良）に出走。馬体重は420kg。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のアスタートルーダーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月16日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったラッキーモラールに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月30日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（笠松ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂口重政騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のオールザダイヤに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月27日、中3週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（笠松ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂口重政騎手（3戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のオグリキングをハナ差振り切って3勝目をつかんだ。

9月17日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（笠松ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で坂口重政騎手（4戦3勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンのジュニアグローリ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂口重政騎手（5戦3勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた7戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

11月11日、中2週で迎えた8戦目は、唐津洋介騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

12月17日、中4週で迎えた9戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で唐津洋介騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた10戦目は、2歳オープンの中京スポーツ杯（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は坂口重政騎手（6戦3勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

3歳（2000年）

1月11日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（7戦3勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は唐津洋介騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた13戦目は、3歳オープンのオグリオー記念（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で唐津洋介騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

4月4日、中7週で迎えた14戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で唐津洋介騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

5月17日、中5週で迎えた15戦目は、青木達彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。