キングハバタケ（2003年生、母メジロコトブキ）

キングハバタケ（2003年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名の一部＋羽ばたけ」。毛色は鹿毛。種牡馬のキンググローリアス（当時17歳）と交配したメジロコトブキが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は松田憲一。戦績は、中央平地2戦0勝、地方10戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の2歳。

経歴

デビュー前

大友勝利厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2005年）

8月25日、デビュー戦は石崎駿騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 雨/不良）に出走。馬体重は520kg。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま全身全霊の粘りで持ち堪えて突き抜け、最後は2着のダガーズアラベスクに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月23日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のナドアルシバ競馬場カップ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

12月24日、中3週で迎えた3戦目は、2歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦1勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

3歳（2006年）

1月29日、中4週で迎えた4戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（2戦1勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

7月28日、約6か月の休み明けで迎えた5戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の夕顔特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のカンナ特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

9月19日、中5週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るサチノプログレスを自慢の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

4歳（2007年）

4月3日、約6か月半の休み明けで迎えた8戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のカネゼンケーティを3/4馬身振り切って久々の一戦をモノにした。

5月1日、中3週で迎えた9戦目は、一般C1四（船橋ダート1500m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（6戦3勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

6月19日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、一般C1（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

7月12日、中2週で迎えた11戦目は、わし座特別（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎駿騎手（8戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、平均的なペースで一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、スパイシーにハナ差交わされて2着に甘んじた。

7月25日、中1週で迎えた12戦目は、田中力騎手を鞍上に迎えて、一般C2一アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。