リュウサフラン（2001年生、母シルバーマルゼン）

リュウサフラン（2001年4月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋花の名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のヤマニンゼファー（当時13歳）と交配したシルバーマルゼンが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は木村牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方43戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、木村牧場から「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場され、中村吉隆によって210万円で落札された。

原孝明厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2003年）

7月2日、デビュー戦は坂下秀樹騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は524kg。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンライズルビーから2馬身差の2着となった。

7月9日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月4日、中7週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月2日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のカミングガーデンをハナ差制して未勝利戦を制した。

10月16日、中1週で迎えた5戦目は、藤倉寛幸騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月22日、連闘で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤倉寛幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のガデスをアタマ差制して1着ゴールを果たした。

3歳（2004年）

1月10日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から26kg減らして迎えた7戦目は、佐藤年毅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下の呉竹賞（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

2月1日、中2週で迎えた8戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤年毅騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

2月21日、中2週で迎えた9戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤年毅騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に終わった。

3月28日、中4週で迎えた10戦目は、3歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で佐藤年毅騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。

9月15日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた11戦目は、東原悠善騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

9月28日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で東原悠善騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

10月16日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で東原悠善騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のダイヤモンドカラーに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月3日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦のL-WING・マルシェ賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で東原悠善騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に終わった。

11月10日、連闘で迎えた15戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で東原悠善騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず6着に終わった。

12月6日、中3週で迎えた16戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で東原悠善騎手（5戦1勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4歳（2005年）

1月20日、中5週で迎えた17戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で東原悠善騎手（6戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた18戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

3月10日、中4週で迎えた19戦目は、脇本一幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八九（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた20戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六七（大井ダート1500m 内回り雨/不良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り13着に敗れた。

4月6日、中1週で迎えた21戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

5月11日、中4週で迎えた22戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は脇本一幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着を確保した。

5月28日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2六七（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で脇本一幸騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に終わった。

6月7日、中0週で迎えた24戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で脇本一幸騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は垂れてしまい12着に終わった。

6月30日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で脇本一幸騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

12月9日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、赤嶺亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤嶺亮騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

5歳（2006年）

1月18日、中2週で迎えた28戦目は、牝馬限定の4歳C3（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は脇本一幸騎手（5戦0勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3二三（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で脇本一幸騎手（6戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3二イ（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で脇本一幸騎手（7戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3四（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で脇本一幸騎手（8戦0勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。

3月22日、中2週で迎えた32戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C3三（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた33戦目は、一般C3六七（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた34戦目は、一般C3三四（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、緩いペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた35戦目は、一般C3五六（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた36戦目は、一般C3四（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた37戦目は、一般C3五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で矢野貴之騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

6月28日、中2週で迎えた38戦目は、一般C3四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で矢野貴之騎手（6戦0勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた39戦目は、一般C3七八（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で矢野貴之騎手（7戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい7着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた40戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で矢野貴之騎手（8戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

8月15日、中1週で迎えた41戦目は、一般C3八九十（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で矢野貴之騎手（9戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた42戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアトラスパワーに1馬身半の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

9月15日、中2週で迎えた43戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（10戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

10月5日、中2週で迎えた44戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（11戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた45戦目は、一般C3四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は脇本一幸騎手（9戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた46戦目は、一般C3三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で脇本一幸騎手（10戦0勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き10着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた47戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で脇本一幸騎手（11戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり10着に終わった。