モエレグロリオーサ（2004年生、母センターシオン）

モエレグロリオーサ（2004年4月28日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時9歳）と交配したセンターシオンが16歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）猿倉牧場。戦績は、地方29戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2007年の一般D2-1。

経歴

デビュー前

1歳のとき、猿倉牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、中村和夫によって525万円で落札された。3歳のとき、中村和夫から「ホッカイドウ競馬トレーディングセールサラブレッド競走馬」に上場されたが主取りとなった。

桑原義光厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2006年）

8月16日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

3歳（2007年）

4月26日、約7か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したビービーオアシスを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月9日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったワームホールにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

5月23日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐冬樹騎手（6戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で五十嵐冬樹騎手（7戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月26日、中2週で迎えた9戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、3歳（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったミナミマルゼンからクビ差の2着に甘んじた。

7月12日、中1週で迎えた10戦目は、一般D3-3（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（8戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のモエレキャッツアイに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月1日、中2週で迎えた11戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、一般D2-2（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったナイキアムールから1馬身半差の2着に敗北した。

8月14日、中1週で迎えた12戦目は、一般D2-1（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のリコーグレイに1馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

9月4日、中2週で迎えた13戦目は、一般D1-1（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林靖幸騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた14戦目は、アルキオネ特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小林靖幸騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた15戦目は、ヴァルペキュラ特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小林靖幸騎手（4戦1勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた16戦目は、アポイ山荘特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林靖幸騎手（5戦1勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた17戦目は、鵡川ししゃも特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小林靖幸騎手（6戦1勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

12月19日、中5週で迎えた18戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上D1二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、トキワドリームに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

4歳（2008年）

1月22日、中2週で迎えた20戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D1二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

1月30日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上D2一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた22戦目は、茶畑雄誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D1二（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

3月25日、中5週で迎えた23戦目は、4歳以上D2二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で茶畑雄誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上D2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上D3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

5月13日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、4歳以上D3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は茶畑雄誠騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上D3四（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

6月5日、連闘で迎えた28戦目は、4歳以上D4二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は茶畑雄誠騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上D4二（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。