インプレッション（1985年生、母ヤマイサム）

Impression

1985.05.21

インプレッション（1985年5月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のイエローゴツド（当時18歳）と交配したヤマイサムが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は斉藤 等。戦績は、中央平地8戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

宇田明彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1988年）

8月20日、デビュー戦は本田優騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は536kg。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はガス欠状態になり6着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 小雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のプロフィールに2馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月15日、中3週で迎えた4戦目は、4歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田優騎手（3戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、勝ったブラボーコールに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

10月29日、中1週で迎えた5戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったワンダーエステートにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

4歳（1989年）

11月25日、約13か月の休養明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた6戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、抜け出したハートオンファイアにアタマ差届かず2着となった。

12月10日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

5歳（1990年）

1月7日、中3週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西園正都騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。