タカラダンディー（2003年生、母ヴィエステ）

タカラダンディー（2003年2月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋伊達」。毛色は栗毛。種牡馬のラムタラ（当時11歳）と交配したヴィエステが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）大栄牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方26戦2勝2着6回。主な勝ち鞍は2006年の一般D3-1。

経歴

デビュー前

加藤和宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

8月14日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は478kg。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

3歳（2006年）

2月5日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、加藤士津八騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

3月9日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、3歳戦のツインアタック特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤士津八騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

4月5日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた5戦目は、3歳戦のナイスビット特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤士津八騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

5月4日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた6戦目は、沼沢英知騎手を鞍上に迎えて、一般D3-2（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったチェリーヘイローにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

5月17日、中1週で迎えた7戦目は、一般D3-2（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた8戦目は、一般D3-1（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で沼沢英知騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた9戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、一般D3-1（札幌(地)ダート1600m 雨/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のディーパーブレイズに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月19日、中3週で迎えた10戦目は、一般D2-1（旭川ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったウイングマシェリから半馬身差の2着となった。

8月1日、中1週で迎えた11戦目は、一般D2-1（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた12戦目は、一般D2-1（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた13戦目は、一般D2-1（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったベストセレクションから1馬身半差の2着に敗北した。

9月14日、中1週で迎えた14戦目は、一般D1-2（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた15戦目は、一般D1-4（旭川ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で宮崎光行騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた16戦目は、一般D1-4（旭川ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で宮崎光行騎手（7戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月19日、連闘で迎えた17戦目は、喜茂別町アスパラの里賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で宮崎光行騎手（8戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた18戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、浦河町4Hクラブ賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は力尽きて5着に敗れた。

11月25日、中2週で迎えた19戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、一般E5（高知ダート1300m 曇/重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したブラッドディガーを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

12月9日、中1週で迎えた20戦目は、喜美子様祝誕生日特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で別府真衣騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月16日、連闘で迎えた21戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般E5（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず3着に敗れた。

12月23日、連闘で迎えた22戦目は、明神繁正騎手を鞍上に迎えて、一般Eロ（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカネマサヘイローを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

12月31日、連闘で迎えた23戦目は、頑張れ高知競馬特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、プリンセススピカに3/4馬身交わされて2着となった。

4歳（2007年）

1月13日、中1週で迎えた24戦目は、一般E4（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は別府真衣騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のグランシャリオに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

2月3日、中2週で迎えた25戦目は、がんばる高知競馬特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で別府真衣騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

2月10日、連闘で迎えた26戦目は、一般Eイ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で別府真衣騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

2月17日、連闘で迎えた27戦目は、頑張れ串吾郎特別（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で別府真衣騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた28戦目は、一般E2（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で別府真衣騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

4月15日、中5週で迎えた29戦目は、一般D9（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で別府真衣騎手（7戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に敗れた。