ウイングマシェリ（2003年生、母スイートウインク）

ウイングマシェリ（2003年3月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋私の愛しい人（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のデザートキング（当時9歳）と交配したスイートウインクが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は野島牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方22戦6勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年のアタックチャレンジ( 牝)。

経歴

デビュー前

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2005年）

6月7日、デビュー戦は千葉津代士騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は412kg。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアインヘルヤルからクビ差の2着に惜敗した。

6月15日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月21日、中4週で迎えた3戦目は、2歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉津代士騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のミネルバに4馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

8月4日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で千葉津代士騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のフジエスエマージュに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月15日、中5週で迎えた5戦目は、2歳戦のふらのにんじん特別（旭川ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で千葉津代士騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で千葉津代士騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で千葉津代士騎手（6戦2勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月8日、中3週で迎えた8戦目は、2歳戦の日高こんぶ特別（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で千葉津代士騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

3歳（2006年）

4月19日、約5か月半の休み明けで迎えた9戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのJA門別馬舞米特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた10戦目は、中村裕司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の大通公園特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた11戦目は、3歳オープンの夏草特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村裕司騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のフロイラインカップ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は千葉津代士騎手（8戦2勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた14戦目は、一般D2-1（旭川ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（9戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のタカラダンディーに半馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

8月3日、中1週で迎えた15戦目は、様似町アポイの火まつり特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉津代士騎手（10戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のメイショウサンデーに半馬身の差をつけて4勝目を手にした。

10月17日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、Aiba函館港町一周年特別（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で千葉津代士騎手（11戦4勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。

11月1日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた17戦目は、門別プロパンガス事業協同組合特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で千葉津代士騎手（12戦4勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。

4歳（2007年）

4月22日、約5か月半の休養明けで迎えた18戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（福島ダート1150m 小雨/良）に出走。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた19戦目は、南田雅昭騎手を鞍上に迎えて、メイスター賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

7月21日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で南田雅昭騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず13着に終わった。

8月11日、中2週で迎えた21戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

9月8日、中3週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下の礼文特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

11月3日、中7週で迎えた23戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は南田雅昭騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた24戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南田雅昭騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

12月21日、中4週で迎えた25戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般B8（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るフジノトモエを豪脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけてファンの期待に応えた。

5歳（2008年）

1月3日、中1週で迎えた26戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、（社）愛知県馬主協会三河支部賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトミサトドリームを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

1月29日、中3週で迎えた27戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

2月5日、連闘で迎えた28戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。