アフリートカラー（2006年生、母ノコナ）

アフリートカラー（2006年4月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「父名＋色」。毛色は鹿毛。種牡馬のアフリート（当時22歳）と交配したノコナが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中神牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方25戦5勝2着6回。主な勝ち鞍は2008年のアタックチャレンジ( 牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中神牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2008年）

7月1日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったクロンダイクから6馬身差の2着に敗北した。

7月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノトップガンから1馬身差の2着に敗北した。

7月31日、中1週で迎えた3戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマノエルシドに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月12日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に沈んだ。

8月26日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のビッグハーバーに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月27日、中6週で迎えた7戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タケノファイヤーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

3歳（2009年）

4月23日、約6か月の休養明けで迎えた8戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月21日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月27日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた10戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

4歳（2010年）

1月24日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた11戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

3月6日、中5週で迎えた12戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、マーチ特別（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた13戦目は、ブラッドストーン特別（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

4月18日、中3週で迎えた14戦目は、ホークス杯（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアドマイヤレゾンを上がり2位タイの末脚で半馬身差し切って久々に勝利を挙げた。

5月3日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上B2-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下貴光騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ダンツクイックに交わされて3馬身差の2着となった。

5月23日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上B2-3（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山下貴光騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上B2-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山下貴光騎手（5戦1勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のバトルミルクに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月27日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山下貴光騎手（6戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエーシンレベルハイに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月11日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で山下貴光騎手（7戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のバトルミルクを3/4馬身振り切って単勝一倍台の期待に応えた。

8月15日、中4週で迎えた20戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、どんぐり村協賛葉月特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた21戦目は、新涼特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は山下貴光騎手（8戦3勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた22戦目は、長月特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（9戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したアビンニャーを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

5歳（2011年）

3月6日、約5か月半の休み明けで迎えた23戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、プレセペ賞（佐賀ダート1400m 雨/重）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上B2-3（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山下貴光騎手（10戦3勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（11戦3勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（12戦3勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。