アビンニャー（2006年生、母エイコウナナ）

アビンニャー（2006年2月17日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のアドマイヤコジーン（当時10歳）と交配したエイコウナナが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）大栄牧場。戦績は、地方46戦11勝2着10回。2011年の荒尾むしゃんよかスプリント(一般B)に勝利した他、2011年の荒尾たいぎゃ速かスプリント(一般B)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

東眞市厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2008年）

7月21日、デビュー戦は山口勲騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。馬体重は459kg。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキリノトップレディに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月15日、中7週で迎えた2戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のケージークローバーに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月20日、中4週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞の九州ジュニアグランプリ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったギオンゴールドから2馬身半差の2着となった。

11月23日、中4週で迎えた4戦目は、2歳KJ1の九州ジュニアチャンピオン（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

3歳（2009年）

5月24日、約6か月の休み明けで迎えた5戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に敗れた。

7月19日、中7週で迎えた6戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は山口勲騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

7月26日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 雨/不良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

8月16日、中2週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた8戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ペペに交わされて1馬身差の2着となった。

9月5日、中2週で迎えた9戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、セプテンバー特別（佐賀ダート1300m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

10月19日、中5週で迎えた10戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では賦性の闘争心でゴールまで頑張り、3着を確保した。

11月4日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、大森特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

12月4日、中3週で迎えた12戦目は、冬凪特別（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

12月30日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた13戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C1 C2（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って8着に敗れた。

4歳（2010年）

1月19日、中2週で迎えた14戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい14着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

3月2日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（3戦0勝）。15頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って15着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2十十一（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で繁田健一騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は失速してしまい16着に終わった。

5月16日、中5週で迎えた19戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の心肺能力で最後まで踏ん張ったが、ダンツクイックに交わされて1馬身半差の2着となった。

5月30日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のアインスキーに1馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

6月12日、中1週で迎えた21戦目は、水無月特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。

8月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた22戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ラヴリーゲストに交わされて1馬身差の2着に敗れた。

9月19日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、長月特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアフリートカラーに1馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。

10月2日、中1週で迎えた24戦目は、仲秋特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったコマッタモンダに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月17日、中1週で迎えた25戦目は、長崎街道黒崎宿賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（5戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のロックバニヤンに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

11月6日、中2週で迎えた26戦目は、紅葉特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、シゲルトカチダケに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

11月27日、中2週で迎えた27戦目は、霜月特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた28戦目は、佐賀すかってすっスプリント（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で倉富隆一郎騎手（8戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させて、最後は2着のテンシノオクリモノに1馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

5歳（2011年）

1月10日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた29戦目は、佐賀どがんでん速かスプリント（佐賀ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で倉富隆一郎騎手（9戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のカミノチカラをハナ差振り切って断トツ人気に応えた。

1月16日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた30戦目は、佐賀よかよかスプリント（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で倉富隆一郎騎手（10戦5勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のチェンジに4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

2月11日、中3週で迎えた31戦目は、アプローズカップ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は杉村一樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シアワセノレシピにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

3月4日、中2週で迎えた32戦目は、荒尾たいぎゃ速かスプリント（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（11戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のクレイジードライブに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

3月17日、中1週で迎えた33戦目は、荒尾むしゃんよかスプリント（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（12戦7勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のクレイジードライブに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4月17日、中3週で迎えた34戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A1 A3（佐賀ダート1400m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮戦したが、勝ったカミノチカラに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

5月3日、中1週で迎えた35戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A1 A3（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったデュナメスに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月21日、中2週で迎えた36戦目は、3歳以上A1 A3（佐賀ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のガッツで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のエアワルツに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月18日、中3週で迎えた37戦目は、遠賀川特別（佐賀ダート1750m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

10月22日、約4か月の休養明けで迎えた38戦目は、緑川特別（佐賀ダート1800m 曇/不良）に49kgの軽斤量で出走。鞍上は川島拓騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい7着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた39戦目は、五ヶ瀬川特別（佐賀ダート1800m 曇/不良）に49kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた40戦目は、晩秋賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は鮫島克也騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。

12月18日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた41戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、日向灘特別（佐賀ダート2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

6歳（2012年）

1月18日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた42戦目は、横川怜央騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、5着を確保した。

2月15日、中3週で迎えた43戦目は、一般C2九十（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで敢闘したが、勝ったマキノルーチェに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

3月7日、中2週で迎えた44戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

3月28日、中2週で迎えた45戦目は、一般C2七八九（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（4戦0勝）。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

4月30日、中4週で迎えた46戦目は、スイートピー特別（佐賀ダート1750m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は川島拓騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。