デュナメス（2006年生、母セイシンビルゴ）

デュナメス（2006年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「能天使・デュナミス（ギリシャ語で美徳）より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時5歳）と交配したセイシンビルゴが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）細川牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方53戦33勝2着14回。2012年、2013年と九州大賞典(地方重賞)を連覇した他、2013年の中島記念(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

1月11日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず13着に敗れた。

3月22日、中9週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 小雨/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。

8月2日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では全く伸びず15着に終わった。

8月29日、中3週で迎えた4戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。5頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシルクロッシュに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月13日、中1週で迎えた5戦目は、南谷圭哉騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカチカチオウジに1馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

10月4日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南谷圭哉騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したクライマーズハイを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

10月11日、連闘で迎えた7戦目は、3歳以上C2 24（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南谷圭哉騎手（2戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトシキャンディを捕まえ切れず、6馬身差の2着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で南谷圭哉騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカルストンオーラに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月8日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で南谷圭哉騎手（4戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハナヨリタンゴに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

12月6日、中3週で迎えた10戦目は、ウインター特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で南谷圭哉騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のジェニーキャンドルに1馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

4歳（2010年）

3月14日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、3歳以上C1-6（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で南谷圭哉騎手（6戦4勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

4月10日、中3週で迎えた12戦目は、薩摩街道山家宿賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で南谷圭哉騎手（7戦4勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のキラキラレグルスに1馬身の差をつけて優勝

4月24日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C1-5（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で南谷圭哉騎手（8戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るグランドローザを次元の違う末脚で半馬身差し切って7勝目を収める

9月12日、約4か月半の休み明けで迎えた14戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で南谷圭哉騎手（9戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったコートデュローヌに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

9月20日、連闘で迎えた15戦目は、薩摩街道市来宿賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で南谷圭哉騎手（10戦6勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のカルストンオーラに2馬身半の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

10月9日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で南谷圭哉騎手（11戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のウエルカムパーティを半馬身振り切って制した。

10月23日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で南谷圭哉騎手（12戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のコスモジュリをアタマ差振り切って10勝目を達成した。

11月13日、中2週で迎えた18戦目は、ノベンバー特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で南谷圭哉騎手（13戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカンタカを自慢の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月4日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上B2-3（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で南谷圭哉騎手（14戦10勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のコートデュローヌに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

12月19日、中1週で迎えた20戦目は、長崎街道彼杵宿賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で南谷圭哉騎手（15戦11勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のホウキボシに1馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

5歳（2011年）

1月4日、中1週で迎えた21戦目は、新春特別（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は17戦連続で南谷圭哉騎手（16戦12勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のトーホクプリンスに2馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

1月15日、中1週で迎えた22戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップin saga（第1戦）（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のラヴリーゲストに2馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

2月5日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上B1-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は南谷圭哉騎手（17戦13勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアインスキーを途轍もない末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

3月13日、中4週で迎えた24戦目は、すみれ特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南谷圭哉騎手（18戦14勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のインザエアに2馬身半の差をつけて10連勝を達成した。

4月10日、中3週で迎えた25戦目は、マーガレット特別（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で南谷圭哉騎手（19戦15勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るユメノタビビトを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて連勝数を11に伸ばした。

5月3日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上A1 A3（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で南谷圭哉騎手（20戦16勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のアビンニャーに1馬身半の差をつけて連勝数を12に伸ばした。

9月24日、約5か月の休養明けで迎えた27戦目は、志布志湾特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で南谷圭哉騎手（21戦17勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したポルトゥエンセに半馬身届かず2着となった。

10月10日、中1週で迎えた28戦目は、玄界灘特別（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で南谷圭哉騎手（22戦17勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るロトディパーチャーを3/4馬身差し切って勝利数を20に伸ばす

10月23日、中1週で迎えた29戦目は、KJ1の九州大賞典（佐賀ダート2500m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で南谷圭哉騎手（23戦18勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、勝ったメイホウホップに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

12月4日、中5週で迎えた30戦目は、雲仙岳特別（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で南谷圭哉騎手（24戦18勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のベルモントパッシオに1馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

12月25日、中2週で迎えた31戦目は、地方重賞の中島記念（佐賀ダート2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で南谷圭哉騎手（25戦19勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったウルトラカイザーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

6歳（2012年）

1月9日、中1週で迎えた32戦目は、有明海特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で南谷圭哉騎手（26戦19勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のポルトゥエンセに1馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

1月29日、中2週で迎えた33戦目は、鶴見岳特別（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で南谷圭哉騎手（27戦20勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のヘイアンレジェンドに1馬身半の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

2月25日、中3週で迎えた34戦目は、嘉瀬川特別（佐賀ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で南谷圭哉騎手（28戦21勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のウエストキャッスルを半馬身振り切って断然人気に応えた。

3月11日、中1週で迎えた35戦目は、KJ2のはがくれ大賞典（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で南谷圭哉騎手（29戦22勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったフサイチオフトラに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4月22日、中5週で迎えた36戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、由布岳特別（佐賀ダート2000m 曇/重）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るメイホウホップを猛烈な末脚でクビ差だけ差し切って断然人気に応えた。

5月6日、中1週で迎えた37戦目は、九千部山特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したアドマイヤダンクを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

9月30日、約5か月の休養明けで迎えた38戦目は、天山特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は南谷圭哉騎手（30戦22勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したゴールドセントを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

10月14日、中1週で迎えた39戦目は、雲仙岳特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南谷圭哉騎手（31戦22勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったレイズミーアップをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

11月4日、中2週で迎えた40戦目は、雷山特別（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で南谷圭哉騎手（32戦22勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて、最後は2着のレイズミーアップを半馬身振り切って勝利数を26に伸ばす

11月23日、中2週で迎えた41戦目は、地方重賞の九州大賞典（佐賀ダート2500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で南谷圭哉騎手（33戦23勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて、最後は2着のタニノウィンザーに2馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

12月24日、中3週で迎えた42戦目は、地方重賞の中島記念（佐賀ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で南谷圭哉騎手（34戦24勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

7歳（2013年）

1月27日、中4週で迎えた43戦目は、鶴見岳特別（佐賀ダート2000m 雪/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で南谷圭哉騎手（35戦24勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた44戦目は、Jpn3の佐賀記念（佐賀ダート2000m 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で南谷圭哉騎手（36戦24勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた45戦目は、鏡山特別（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で南谷圭哉騎手（37戦24勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったレイズミーアップに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

3月17日、中2週で迎えた46戦目は、地方重賞のはがくれ大賞典（佐賀ダート2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で南谷圭哉騎手（38戦24勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はレイズミーアップと並んで1着同着となった。

4月21日、中4週で迎えた47戦目は、地方重賞の由布岳賞（佐賀ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で南谷圭哉騎手（39戦25勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のレイズミーアップをアタマ差振り切って勝利数を29に伸ばす

5月18日、中3週で迎えた48戦目は、地方重賞の阿蘇山賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で南谷圭哉騎手（40戦26勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

6月16日、中3週で迎えた49戦目は、黒髪山特別（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で南谷圭哉騎手（41戦26勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったメトロノースに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月14日、中3週で迎えた50戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の吉野ヶ里記念（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったメトロノースに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

9月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた51戦目は、国見岳特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は南谷圭哉騎手（42戦26勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るメトロノースを上がり1位タイの末脚で半馬身差し切って勝利をモノにする

10月20日、中2週で迎えた52戦目は、地方重賞の雷山賞（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南谷圭哉騎手（43戦27勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のジェットヴォイスに1馬身半の差をつけて順当に勝利した。

11月10日、中2週で迎えた53戦目は、地方重賞の九州大賞典（佐賀ダート2500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で南谷圭哉騎手（44戦28勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のジェットヴォイスに1馬身の差をつけて断然人気に応えた。

12月23日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた54戦目は、地方重賞の中島記念（佐賀ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で南谷圭哉騎手（45戦29勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエスワンプリンスを猛烈な末脚で半馬身差し切って破竹の4連勝を決めた。

8歳（2014年）

2月13日、中6週で迎えた55戦目は、Jpn3の佐賀記念（佐賀ダート2000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で南谷圭哉騎手（46戦30勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた56戦目は、地方重賞の鏡山賞（佐賀ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で南谷圭哉騎手（47戦30勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったドリームゴスペルに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。