ベニノワンラブ（2011年生、母ブレーヴキャロル）

ベニノワンラブ（2011年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋一つの愛」。毛色は栗毛。種牡馬のローエングリン（当時12歳）と交配したブレーヴキャロルが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は吉田牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方26戦0勝2着4回。

経歴

デビュー前

新開幸一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

11月23日、デビュー戦は西村太一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。18頭立ての17番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには加われず13着に終わった。

3歳（2014年）

11月9日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた2戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の檜原湖特別（福島芝2000m 小雨/良）に出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

12月8日、中3週で迎えた3戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた4戦目は、一般C2十二（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

4歳（2015年）

1月14日、中2週で迎えた5戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

1月26日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C25（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスリーヴェスタに詰め切れず、約13馬身差の2着となった。

2月10日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた7戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C19（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた8戦目は、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

3月22日、中3週で迎えた9戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2-9（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

4月12日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2-9（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は田知弘久騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた12戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、一般C2-8（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったクラバウターマンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

5月10日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2-6（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2-7（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（4戦0勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったスフォルツァンドに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

6月7日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2-5（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、勝ったジョウテンホープをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

7月5日、中3週で迎えた16戦目は、高松海鈴誕生記念!!（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松戸政也騎手（6戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2八（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で松戸政也騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

11月1日、約3か月半の休養明けで迎えた18戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

11月7日、連闘で迎えた19戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2五（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

12月12日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

5歳（2016年）

1月9日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

3月20日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた25戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 小雨/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた26戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

4月9日、連闘で迎えた27戦目は、希望郷いわて国体開催記念一関市賞（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は高松亮騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた28戦目は、熊本地震被災者支援（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。