グリーンオアシス（1987年生、母ビユーテイスタイル）

グリーンオアシス（1987年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のウオロー（当時14歳）と交配したビユーテイスタイルが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は前川牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方27戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は1990年のハマナス特別。

経歴

デビュー前

栗田繁厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1990年）

2月26日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は490kg。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のナスノエースに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月13日、中1週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のダイカンホワイトに1馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

4月8日、中3週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月20日、中5週で迎えた4戦目は、3歳戦の藤の花特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったステイブルパワーから1馬身差の2着に敗北した。

6月3日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のすずらん特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦2勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のあやめ特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月13日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のハマナス特別（大井ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアスカキングをクビ差制して勝利を手に入れた。

9月28日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、マーキュリー特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（7戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月23日、中3週で迎えた9戦目は、秋草特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で石崎隆之騎手（8戦3勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月2日、中0週で迎えた10戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で石崎隆之騎手（9戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネマサスイセイから1馬身差の2着に敗北した。

11月20日、中2週で迎えた11戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で石崎隆之騎手（10戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた12戦目は、師走特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で石崎隆之騎手（11戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1991年）

1月2日、中2週で迎えた13戦目は、初荷特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で石崎隆之騎手（12戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月25日、中7週で迎えた14戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で石崎隆之騎手（13戦3勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月18日、中2週で迎えた15戦目は、港区特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で石崎隆之騎手（14戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた16戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、一般B3二（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月2日、中3週で迎えた17戦目は、文京区特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月6日、中8週で迎えた18戦目は、一般B3三四（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（15戦3勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のトキノゼンシンに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月25日、中2週で迎えた19戦目は、トロピカルナイト賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（16戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったワイエムフブキから1馬身差の2着に敗北した。

9月27日、中8週で迎えた20戦目は、カペラ賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（17戦4勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月22日、中3週で迎えた21戦目は、一般B2二（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（18戦4勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月18日、中3週で迎えた22戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（19戦4勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（20戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた24戦目は、グローリーカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（21戦4勝）。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。4着を確保した。

5歳（1992年）

1月9日、中2週で迎えた25戦目は、初春賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（22戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月5日、中3週で迎えた26戦目は、観梅特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で石崎隆之騎手（23戦4勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月25日、中6週で迎えた27戦目は、ブラッドストーン特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で石崎隆之騎手（24戦4勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングパレードから1馬身半差の2着となった。

5月31日、中9週で迎えた28戦目は、合谷喜壮騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の加古川特別（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた29戦目は、5歳以上900万下の御嶽特別（中京芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で合谷喜壮騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

7月18日、中3週で迎えた30戦目は、4歳以上900万下の西日本スポーツ杯（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で合谷喜壮騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた31戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の博多特別（小倉芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた32戦目は、岡潤一郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の玄海特別（小倉芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

9月5日、中1週で迎えた33戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の桜島特別（小倉ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で岡潤一郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

11月14日、中9週で迎えた34戦目は、4歳以上900万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は合谷喜壮騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上900万下の御陵特別（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で合谷喜壮騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

6歳（1993年）

5月1日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた36戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で合谷喜壮騎手（5戦0勝）。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。