マイネルイースター（1999年生、母オールセインツデイ）

マイネルイースター（1999年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラストタイクーン（当時16歳）と交配したオールセインツデイが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）畠山牧場。戦績は、中央平地10戦1勝、中央障害22戦2勝2着3回。2004年の阪神スプリングジャンプ(JG2)に勝利した他、2004年の東京オータムジャンプ(ハンデJG3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額2,000万円（20万×100口）で一口馬主が募集された。

加用正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

9月8日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテイエムヒカリオーに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月29日、中2週で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの野路菊ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

10月21日、中2週で迎えた3戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のきんもくせい特別（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた4戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（京都芝1400m 雨/良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた5戦目は、2歳500万下のつわぶき賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

12月23日、中3週で迎えた6戦目は、2歳500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（1戦1勝）。14頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

3歳（2002年）

6月23日、約6か月の休養明けで迎えた7戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1200m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（函館芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

12月22日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き16着に終わった。

4歳（2003年）

1月12日、中2週で迎えた11戦目は、川合達彦騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 晴）に出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月8日、中3週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で川合達彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月8日、中3週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で川合達彦騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で川合達彦騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で川合達彦騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着を確保した。

5月3日、中2週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で川合達彦騎手（5戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で川合達彦騎手（6戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったビッグバトルから約10馬身差の2着となった。

6月15日、中3週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で川合達彦騎手（7戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた19戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 小雨）に57kgの軽斤量で出走。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったエーピークローから1馬身3/4差の2着に敗北した。

7月12日、中1週で迎えた20戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岩崎祐己騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったアルマブライアンから1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月26日、中1週で迎えた21戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で岩崎祐己騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月24日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で岩崎祐己騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のアトラクティーボに1馬身3/4の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

12月13日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から6kg絞って迎えた23戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

12月28日、中1週で迎えた24戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2004年）

1月17日、中2週で迎えた25戦目は、牛若丸ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3190m 小雨）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた26戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3190m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月28日、中3週で迎えた27戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は岩崎祐己騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた28戦目は、J・G2の阪神スプリングジャンプ（阪神障害芝3900m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で岩崎祐己騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のシアトルリーダーに半馬身の差をつけて重賞初挑戦初制覇を果たした。

7月25日、約4か月半の休み明けで迎えた29戦目は、ハンデJ・G3の小倉サマージャンプ（小倉障害芝3390m 晴/良）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で岩崎祐己騎手（6戦2勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月21日、中3週で迎えた30戦目は、ハンデJ・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内晴/良）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で岩崎祐己騎手（7戦2勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。13着に敗れた。

9月20日、中3週で迎えた31戦目は、J・G3の阪神ジャンプステークス（阪神障害芝3170m 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で岩崎祐己騎手（8戦2勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月16日、中3週で迎えた32戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、ハンデJ・G3の東京オータムジャンプ（東京障害芝3300m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。