アルマブライアン（1999年生、母アルマサワヤカ）

アルマブライアン（1999年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のナリタブライアン（当時8歳）と交配したアルマサワヤカが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は秋場牧場。戦績は、中央平地11戦0勝2着1回、中央障害5戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2003年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

大久保正陽厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

5月3日、デビュー戦は高橋亮騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

5月12日、連闘で迎えた2戦目は、3歳未出走（新潟芝2000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋亮騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったヤマニンバリーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

5月26日、中1週で迎えた3戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

6月16日、中2週で迎えた4戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた5戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

8月11日、中5週で迎えた6戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

9月7日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

9月14日、連闘で迎えた9戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

4歳（2003年）

4月20日、約7か月半の休養明けで迎えた10戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた11戦目は、藤井正輝騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月8日、中4週で迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤井正輝騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた13戦目は、石山繁騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は高野容輔騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルイースターに1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5歳（2004年）

5月1日、約10か月の休養明けで迎えた15戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の荒川峡特別（新潟芝2400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（新潟芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

6歳（2005年）

5月19日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、初夏特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に終わった。