マサデパン（2008年生、母ツガルダンス）

マサデパン（2008年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「未来（インドネシア語）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアドマイヤマックス（当時9歳）と交配したツガルダンスが16歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は津島優治。戦績は、中央平地9戦0勝、中央障害18戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、津島優治から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ケイズによって210万円で落札された。

伊藤大士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

6月27日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

7月24日、中3週で迎えた2戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤工真騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。

3歳（2011年）

1月29日、約5か月半の休養明けで迎えた4戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 小雪/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

5月28日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2300m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

7月16日、中2週で迎えた9戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

9月3日、中6週で迎えた10戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月29日、中7週で迎えた11戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（2012年）

2月5日、約3か月半の休み明けで迎えた12戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月7日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月12日、中4週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた14戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で平沢健治騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着に入った。

6月16日、中2週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で平沢健治騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月14日、中3週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で平沢健治騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月27日、約3か月半の休養明けで迎えた18戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月9日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、高嶋活士騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に57kgの軽斤量で出走。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（2013年）

2月3日、中7週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高嶋活士騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月16日、中5週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は石神深一騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったタニノハービービーから6馬身差の2着となった。

4月7日、中2週で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月4日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のジョープラチネラに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月22日、約4か月半の休み明けで迎えた24戦目は、障害3歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で上野翔騎手（1戦1勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月24日、中8週で迎えた25戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で上野翔騎手（2戦1勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。13着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた26戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で上野翔騎手（3戦1勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。

6歳（2014年）

1月11日、中3週で迎えた27戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は石神深一騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。13着に終わった。