ティニーボッパー（1985年生、母レスポワール）

ティニーボッパー（1985年4月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のデイクタス（当時18歳）と交配したレスポワールが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）酒井牧場。戦績は、中央平地10戦1勝、地方30戦0勝2着4回。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

中村貢厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1987年）

9月13日、デビュー戦は今井規和騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は436kg。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた2戦目は、石神富士雄騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を披露したが、3着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石神富士雄騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石神富士雄騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

3歳（1988年）

1月31日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るシーイズザレディを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3月5日、中4週で迎えた6戦目は、原昌久騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定4歳400万下の桃花賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳400万下（東京ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で原昌久騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

4月24日、中3週で迎えた8戦目は、小迫次男騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下のわらび賞（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

9月24日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、伊藤栄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（新潟ダート1700m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

10月1日、連闘で迎えた10戦目は、4歳以上400万下（新潟ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤栄騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

11月29日、中7週で迎えた11戦目は、迫田清美騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月7日、連闘で迎えた12戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で迫田清美騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月25日、中2週で迎えた13戦目は、C1ホ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で迫田清美騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1989年）

1月6日、中1週で迎えた14戦目は、C1ホ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で迫田清美騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた15戦目は、C1ニ（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で迫田清美騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた16戦目は、C1ホ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で迫田清美騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた17戦目は、C1ホ（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で迫田清美騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったムツノサオリからアタマ差の2着に惜敗した。

3月2日、中1週で迎えた18戦目は、C1ホ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で迫田清美騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた19戦目は、C1ニ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で迫田清美騎手（8戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月28日、連闘で迎えた20戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で迫田清美騎手（9戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月12日、中1週で迎えた21戦目は、C1ニ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で迫田清美騎手（10戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月19日、連闘で迎えた22戦目は、C1ニ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で迫田清美騎手（11戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったベターフレンドからクビ差の2着となった。

5月3日、中1週で迎えた23戦目は、C1ニ（中京(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で迫田清美騎手（12戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒカルケイアイからクビ差の2着に惜敗した。

5月9日、連闘で迎えた24戦目は、中京牝馬特別（中京(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で迫田清美騎手（13戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月7日、中3週で迎えた25戦目は、C1ニ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で迫田清美騎手（14戦0勝）。9頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月26日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1ホ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で迫田清美騎手（15戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月4日、連闘で迎えた27戦目は、一般C1ホ（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は17戦連続で迫田清美騎手（16戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアグネスダイマオーから2馬身差の2着となった。

7月18日、中1週で迎えた28戦目は、C1ニ（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は18戦連続で迫田清美騎手（17戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた29戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は19戦連続で迫田清美騎手（18戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた30戦目は、C1ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で迫田清美騎手（19戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた31戦目は、佐野宗位騎手を鞍上に迎えて、C1ニ（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月20日、中1週で迎えた32戦目は、C1ニ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は迫田清美騎手（20戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月27日、連闘で迎えた33戦目は、C1ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で迫田清美騎手（21戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた34戦目は、C1ニ（中京(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で迫田清美騎手（22戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月20日、連闘で迎えた35戦目は、一般C1ヘ（中京(地)ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で迫田清美騎手（23戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月17日、中3週で迎えた36戦目は、一般C1ヘ（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で迫田清美騎手（24戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月12日、中3週で迎えた37戦目は、一般C1ホ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で迫田清美騎手（25戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1ヘ（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は佐野宗位騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（1990年）

1月8日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1ヘ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は迫田清美騎手（26戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月21日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1ヘ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐野宗位騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。