ラグビーシチー（1995年生、母ホワイトシャンテ）

ラグビーシチー（1995年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラグビーボール（当時12歳）と交配したホワイトシャンテが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地16戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1998年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

友駿ホースクラブ愛馬会にて総額1,800万円（4.5万×400口）で一口馬主が募集された。

中尾謙太郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1997年）

12月7日、デビュー戦は田島裕和騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた2戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

3歳（1998年）

2月1日、中5週で迎えた3戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

5月24日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は田島裕和騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入った。

6月20日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神芝2500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田島裕和騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい10着に終わった。

8月9日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスリーランザトップを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月23日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（3戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（4戦1勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松永幹夫騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

9月27日、連闘で迎えた11戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた12戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1200m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は田島裕和騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた14戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

4歳（1999年）

5月1日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた15戦目は、白坂聡騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1400m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は橋本美純騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に敗れた。

6月8日、中2週で迎えた17戦目は、あじさい賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。