ヒルノシェーバー（2002年生、母グレースコメット）

ヒルノシェーバー（2002年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のリンドシェーバー（当時14歳）と交配したグレースコメットが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）王蔵牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方27戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2006年の一般C2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、王蔵牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、王蔵牧場から「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

嶋田潤厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

7月23日、デビュー戦は大庭和弥騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

12月12日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた2戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、マリオン笠松店大海遊祭記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したメモリーストームを捕まえ切れず、約13馬身差の2着となった。

4歳（2006年）

1月9日、中3週で迎えた3戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた4戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るリバーアンジュを上がり0位の末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

2月10日、中2週で迎えた5戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、一般C11（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月20日、中0週で迎えた6戦目は、一般C19（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したジョニーパシフィスを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3月24日、中4週で迎えた7戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月15日、連闘で迎えた9戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村暁騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

5月6日、連闘で迎えた11戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村暁騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のパワーアタックに1馬身半の差をつけて2勝目を収める

5月15日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木村暁騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた13戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月24日、中3週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた14戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は木村暁騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

7月9日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた15戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

7月31日、連闘で迎えた17戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

8月21日、連闘で迎えた19戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に終わった。

8月28日、連闘で迎えた20戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

9月3日、連闘で迎えた21戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で草地保隆騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた22戦目は、皆川麻由美騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマイネルバスビーを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

9月24日、連闘で迎えた23戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月1日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は皆川麻由美騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で皆川麻由美騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた26戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のストームシグナルを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

11月13日、中1週で迎えた27戦目は、リヴェール（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菊地康朗騎手（1戦1勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

12月2日、中2週で迎えた28戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菊地康朗騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。