ジョニーパシフィス（2002年生、母ユウサンベイビー）

Johnny Pacifis

2002.05.10

ジョニーパシフィス（2002年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名（人名）＋伝説の大陸の名」。毛色は栗毛。種牡馬のロドリゴデトリアーノ（当時13歳）と交配したユウサンベイビーが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）ガーベラパークスタッド。戦績は、中央平地4戦0勝、地方20戦7勝2着5回。主な勝ち鞍は2007年の一般C3。

経歴

デビュー前

石毛善彦厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

3月13日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は522kg。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい14着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた2戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

5月15日、中5週で迎えた3戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚を失くしてしまい13着に敗れた。

10月22日、約5か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

12月29日、中9週で迎えた5戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、一般C19（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ターフノキフジンに半馬身交わされて2着となった。

4歳（2006年）

1月9日、中1週で迎えた6戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

1月15日、連闘で迎えた7戦目は、一般C28（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で浜口楠彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホウライシーザーに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

1月22日、連闘で迎えた8戦目は、BIGなアキテック賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で浜口楠彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた9戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオスカーカフェを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

2月20日、連闘で迎えた10戦目は、一般C19（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヒルノシェーバーに2馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

3月7日、中1週で迎えた11戦目は、つくし賞（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したネオクリーチャーを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3月16日、連闘で迎えた12戦目は、一般C16（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大塚研司騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したローレルホープマンを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月19日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた13戦目は、8/5太・美保結婚記念杯（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大塚研司騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月16日、中3週で迎えた14戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大塚研司騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた15戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、CJシリーズ第14戦（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

9月11日、中0週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた16戦目は、一般C13a（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のソウルフリーザーをアタマ差振り切って勝利をモノにする

10月6日、中3週で迎えた17戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したメイホウキングを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

10月18日、中1週で迎えた18戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（8戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のウィーウィッシュに8馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月9日、中2週で迎えた19戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、CJシリーズ 第18戦（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた20戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（9戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアイファーフクコイに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月14日、中2週で迎えた21戦目は、北アルプス特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（10戦4勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた22戦目は、一般C4（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るメイホウキングを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて制した。

5歳（2007年）

1月12日、中1週で迎えた23戦目は、福寿草特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

2月1日、中2週で迎えた24戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（11戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホウライシーザーに1馬身の差をつけて優勝