レモンハート（1984年生、母モナークホーク）

Lemon Heart

1984.05.02

レモンハート（1984年5月2日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のシービークロス（当時9歳）と交配したモナークホークが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）アラキファーム。戦績は、中央平地8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1986年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

阿部新生厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1986年）

8月2日、デビュー戦は谷中公一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は398kg。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（函館芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で谷中公一騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、ヨシノホマレにクビ差交わされて2着となった。

9月14日、中1週で迎えた4戦目は、加賀武見騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1000m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の粘りで持ち堪えて、最後は2着のカトレアタイムに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月21日、連闘で迎えた5戦目は、2歳G3の函館3歳ステークス（函館芝1200m 雨/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で加賀武見騎手（1戦1勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は減速してしまい10着に終わった。

10月18日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳400万下のサフラン賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加賀武見騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

11月8日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、3歳400万下の黄菊賞（東京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で加賀武見騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

12月7日、中3週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた8戦目は、3歳400万下の黒松賞（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は谷中公一騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。