ミツワビクトリー（1995年生、母スイートクリスティ）
Mitsuwa Victory
1995.03.31
ミツワビクトリー（1995年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリルドルフ（当時14歳）と交配したスイートクリスティが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、地方38戦6勝2着1回。主な勝ち鞍は1998年のコスモス特別。
経歴
デビュー前
2歳のとき、シンボリ牧場から「両国市場サラブレッド3歳」に上場され、主取によって円で落札された。
小野寺孝司厩舎（大井）へ入厩。
2歳（1997年）
12月9日、デビュー戦は鷹見浩騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は450kg。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のキングオブサウンドに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
12月28日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマンダラロードに1馬身の差をつけて2勝目を手にした。
3歳（1998年）
2月2日、中4週で迎えた3戦目は、3歳戦のカトレア特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。
2月22日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳戦の白梅特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鷹見浩騎手（3戦2勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。
3月26日、中4週で迎えた5戦目は、3歳戦のすみれ特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鷹見浩騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。
4月26日、中3週で迎えた6戦目は、朝倉実騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
5月14日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の白ばら特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は鷹見浩騎手（5戦2勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。
6月24日、中5週で迎えた8戦目は、國平幸一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のガーベラ特別（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。
9月14日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から19kg増やして迎えた9戦目は、3歳戦のコスモス特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は鷹見浩騎手（6戦2勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るブライトメイスンを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて優勝
11月13日、中8週で迎えた10戦目は、文京区特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（7戦3勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。
12月4日、中2週で迎えた11戦目は、永代橋特別（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（8戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では目立つような脚を使えず11着に敗れた。
12月25日、中2週で迎えた12戦目は、ファイナルドリーム賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鷹見浩騎手（9戦3勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。
4歳（1999年）
1月21日、中3週で迎えた13戦目は、春待特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鷹見浩騎手（10戦3勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。
2月9日、中2週で迎えた14戦目は、如月特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鷹見浩騎手（11戦3勝）。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。
2月28日、中2週で迎えた15戦目は、中野区特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鷹見浩騎手（12戦3勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。
5月7日、中9週で迎えた16戦目は、一般C1四（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で鷹見浩騎手（13戦3勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。
5月28日、中2週で迎えた17戦目は、鎌田滋騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったアイディンコスモスをクビ差捉え切れず2着となった。
6月26日、中3週で迎えた18戦目は、一般C1二三（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は鷹見浩騎手（14戦3勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。
7月7日、中1週で迎えた19戦目は、七夕特別（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（15戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
7月24日、中1週で迎えた20戦目は、アルテミス特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（16戦3勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。
8月15日、中2週で迎えた21戦目は、ベテルギュース特別（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鷹見浩騎手（17戦3勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線に入ると、前で粘るオリオンファイヤーを圧倒的な末脚で半馬身差し切って優勝
10月9日、中7週で迎えた22戦目は、野馬追賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は鎌田滋騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。
10月28日、中2週で迎えた23戦目は、ハッピーナイト賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鎌田滋騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。
11月9日、中1週で迎えた24戦目は、錦秋賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は鷹見浩騎手（18戦4勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。
5歳（2000年）
2月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた25戦目は、一般B3五（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は鎌田滋騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。
4月14日、中9週で迎えた26戦目は、一般B3四（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鎌田滋騎手（4戦0勝）。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。
5月11日、中3週で迎えた27戦目は、一般B3四（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鎌田滋騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。
6歳（2001年）
2月13日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた28戦目は、一般C1五（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鎌田滋騎手（6戦0勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく最後はアオイシービーと並んで7着同着となった。
2月28日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で鎌田滋騎手（7戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。
3月27日、中3週で迎えた30戦目は、一般C1五六（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で鎌田滋騎手（8戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露し、4着に入り込んだ。
4月14日、中2週で迎えた31戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で鎌田滋騎手（9戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。
5月20日、中4週で迎えた32戦目は、こじし座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で鎌田滋騎手（10戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。
6月7日、中2週で迎えた33戦目は、たて座特別（大井ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で鎌田滋騎手（11戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。
6月24日、中1週で迎えた34戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、わし座特別（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。
7月22日、中3週で迎えた35戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るエスティーシーズンを強烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。
8月11日、中2週で迎えた36戦目は、つる座特別（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のアクターイモンをクビ差振り切って6勝目を獲得した。
7歳（2002年）
4月27日、約8か月半の休養明けで迎えた37戦目は、一般C1二（大井ダート1590m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は鎌田滋騎手（12戦0勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き14着に終わった。
5月13日、中1週で迎えた38戦目は、新緑特別（大井ダート1690m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鎌田滋騎手（13戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。