グレーカクテル（2005年生、母サクラファンタジー）

グレーカクテル（2005年3月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「グレー（芦色）のカクテル」。毛色は芦毛。種牡馬のエイシンワシントン（当時14歳）と交配したサクラファンタジーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は原光彦。戦績は、地方36戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年のファーストトライ。

経歴

デビュー前

荒山義則厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2007年）

11月27日、デビュー戦は田中学騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 曇/良）に出走。馬体重は487kg。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るモルフェクラウンを猛烈な末脚でアタマ差だけ差し切って初白星を挙げた。

3歳（2008年）

1月4日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、3歳T2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

1月23日、中2週で迎えた3戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

2月12日、中2週で迎えた4戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

3月6日、中2週で迎えた5戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、3歳F1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったナムラネプチューンに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

3月19日、中1週で迎えた6戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で松浦聡志騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい5着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた7戦目は、武藤隆一騎手を鞍上に迎えて、3歳F1一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた8戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた9戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（4戦1勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に敗れた。

5月29日、中2週で迎えた10戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳F1一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって6着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた11戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳F1一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた12戦目は、3歳F1二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のモエレメルシーを3/4馬身振り切って2勝目を収める

7月10日、中1週で迎えた13戦目は、3歳F1一（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

8月7日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦1勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた15戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた16戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳F1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた17戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は下原理騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、3着を確保した。

10月7日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上B3一（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヤマフジサンデーに1馬身半の差をつけて3勝目を収める

10月23日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上B1二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（7戦2勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上B1二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（8戦2勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて12着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた21戦目は、デイリー昆陽特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（9戦2勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて12着に終わった。

12月4日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた22戦目は、兵庫県産たまご特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で下原理騎手（10戦2勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて8着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上B2二（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は武藤隆一騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

4歳（2009年）

1月11日、中3週で迎えた24戦目は、周藤直樹騎手を鞍上に迎えて、鏡開き特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

1月25日、中1週で迎えた25戦目は、スノードロップ特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた26戦目は、広島県馬主会会長賞（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で周藤直樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた27戦目は、アネモネ特別（福山ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は下原理騎手（11戦2勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた28戦目は、すみれ特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月21日、中1週で迎えた29戦目は、近畿・中国・四国地区交流特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた30戦目は、芝桜特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で周藤直樹騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた31戦目は、あやめ特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で周藤直樹騎手（6戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月31日、中3週で迎えた32戦目は、青葉賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で周藤直樹騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた33戦目は、すいれん特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で周藤直樹騎手（8戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月28日、中1週で迎えた34戦目は、つゆくさ特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で周藤直樹騎手（9戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた35戦目は、さるすべり特別（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で周藤直樹騎手（10戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月20日、連闘で迎えた36戦目は、青桐特別（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で周藤直樹騎手（11戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。