ヤマフジサンデー（2004年生、母ミカボパール）

ヤマフジサンデー（2004年4月12日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のアグネスカミカゼ（当時11歳）と交配したミカボパールが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はイシダファーム。戦績は、地方43戦5勝2着11回。主な勝ち鞍は2007年のホワイトクリスマス特別( ハンデ)。

経歴

デビュー前

保利幸作厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2006年）

10月5日、デビュー戦は松平幸秀騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 雨/重）に出走。馬体重は428kg。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた2戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、2歳F2二（園田ダート820m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた3戦目は、谷川真生騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のキャリーアップ 1400（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

3歳（2007年）

1月16日、中9週で迎えた4戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳F6一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた5戦目は、3歳F6一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた6戦目は、3歳F5一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

3月6日、中2週で迎えた7戦目は、3歳F6一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた8戦目は、3歳F6一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は板野央騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた9戦目は、3歳F6一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

4月30日、中3週で迎えた10戦目は、3歳F5二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で板野央騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したホクセツアランを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

5月22日、中2週で迎えた11戦目は、3歳F6一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で板野央騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた12戦目は、3歳F5二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で板野央騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったドリカムビューティにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

6月20日、中1週で迎えた13戦目は、3歳F5二（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で板野央騎手（6戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた14戦目は、3歳F5一（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で板野央騎手（7戦0勝）。8頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のリワードオーシャンに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月26日、中1週で迎えた15戦目は、3歳F4三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で板野央騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた16戦目は、3歳F4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で板野央騎手（9戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。

9月20日、中4週で迎えた17戦目は、3歳以上D7四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で板野央騎手（10戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のモエレアイシンに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

10月9日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上D3四（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で板野央騎手（11戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったアケボノニセイに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月6日、中3週で迎えた19戦目は、3歳以上D3一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で板野央騎手（12戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上D3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で板野央騎手（13戦2勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったパパノエルに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

12月4日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上D2三（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で板野央騎手（14戦2勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天賦のガッツでゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた22戦目は、ハンデ戦のホワイトクリスマス特別（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で板野央騎手（15戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のキングイグアスを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

4歳（2008年）

1月31日、中4週で迎えた23戦目は、4歳以上D1一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で板野央騎手（16戦3勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたエリモアミーゴ決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

2月12日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C7一（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は17戦連続で板野央騎手（17戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

3月5日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上D1一（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で板野央騎手（18戦3勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったビクトリサイレンスにねじ伏せられて5馬身差の2着となった。

3月18日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上D1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、ブラックアンタレスに半馬身交わされて2着となった。

4月10日、中2週で迎えた27戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6三（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったブランドガールに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4月24日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C6一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、ロングユニバーサルに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

5月15日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上C5二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（3戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったリキアイアチーブを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

5月29日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C6一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

6月26日、中3週で迎えた31戦目は、4歳以上C6二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松平幸秀騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るパサートを異次元の末脚でハナ差だけ差し切って4勝目をつかんだ。

7月21日、中3週で迎えた32戦目は、4歳以上C3一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松平幸秀騎手（6戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた33戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松平幸秀騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で松平幸秀騎手（8戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のロングコジーンに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月23日、中3週で迎えた35戦目は、有馬温泉兵衛向陽閣特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で松平幸秀騎手（9戦2勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた36戦目は、3歳以上B3一（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で松平幸秀騎手（10戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったグレーカクテルに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月4日、中3週で迎えた37戦目は、3歳以上B3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で松平幸秀騎手（11戦2勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい10着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた38戦目は、HBA協賛馬産地特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で松平幸秀騎手（12戦2勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい10着に終わった。

5歳（2009年）

9月30日、約10か月半の休養明けで迎えた39戦目は、牝馬限定の3歳以上C1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で松平幸秀騎手（13戦2勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた40戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で松平幸秀騎手（14戦2勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた41戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で松平幸秀騎手（15戦2勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた42戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は板野央騎手（19戦3勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた43戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（16戦2勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。