エリモアミーゴ（2004年生、母エリモキャロル）

エリモアミーゴ（2004年2月21日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋親友（西）」。毛色は鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時5歳）と交配したエリモキャロルが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）エクセルマネジメント。戦績は、中央平地4戦0勝、地方17戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の4歳以上C5一。

経歴

デビュー前

池上昌弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

9月23日、デビュー戦は土谷智紀騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。17頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

10月14日、中2週で迎えた2戦目は、3歳以上500万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

12月11日、中7週で迎えた3戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D6三（園田ダート1400m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のビートマイハートに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月29日、中2週で迎えた4戦目は、3歳以上D3四（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったハイズワンに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4歳（2008年）

1月16日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上D3二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のシャトルハーバーに1馬身3/4の差をつけて断然の支持に応えた。

1月31日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上D1一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のヤマフジサンデーをハナ差振り切って単勝一倍台の期待に応えた。

2月21日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上C5一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のオールザステージを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

10月18日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた8戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、一般B2十一（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

5歳（2009年）

1月24日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

5月10日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。最後は脚色が悪くなり15着に終わった。

6月11日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた11戦目は、4歳以上B1二（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は川原正一騎手（5戦4勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

7月2日、中2週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた12戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、パルシェ香りの館特別（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた13戦目は、まねき馬倶楽部in園田（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上B2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

8月25日、中2週で迎えた15戦目は、なでしこ特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北野真弘騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた16戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、大和肉鶏農協特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず11着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

10月28日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で大山真吾騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に終わった。