ツェッペリン（2012年生、母トシザサンサン）

ツェッペリン（2012年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「硬式飛行船の一種」。毛色は青鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時27歳）と交配したトシザサンサンが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河小林牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方36戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2018年の一般C3一二。

経歴

デビュー前

当歳のとき、浦河小林牧場から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場され、スクーデリアによって840万円で落札された。

高柳瑞樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

6月15日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は430kg。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

11月9日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた4戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き10着に終わった。

3歳（2015年）

1月11日、中6週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

2月1日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

3月14日、中5週で迎えた7戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入った。

4月4日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

11月17日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた9戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六七（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた10戦目は、JA高崎ハム賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、エメラルコザカナに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

12月14日、中1週で迎えた11戦目は、桜井真由美誕生日記念（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では素晴らしい伸び脚で驀進したが、フェイスシャインに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2016年）

1月2日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2五六（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

7月29日、約7か月の休み明けで迎えた13戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、スズダン記念（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

8月23日、中3週で迎えた14戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた15戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

10月7日、中3週で迎えた16戦目は、勇作くん・奈々ちゃん結婚おめでとう（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

11月4日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた17戦目は、一般C2九十十一（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

11月10日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた18戦目は、皆に感謝!これからもどうぞよろしく杯（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

12月15日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、一般C2十二十三十四（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に敗れた。

12月21日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた20戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、ちょこたび埼玉観光情報局賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

5歳（2017年）

1月6日、中1週で迎えた21戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

1月20日、中1週で迎えた22戦目は、プリムラ賞（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のグレードラッシュを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

2月21日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2六七（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

2月27日、連闘で迎えた25戦目は、2017年小橋康央メモリアルC（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

6月13日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で笹川翼騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

7月7日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた27戦目は、裕人・麻伊子結婚記念（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

8月4日、中3週で迎えた28戦目は、祝還暦・福谷義雄記念（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

8月25日、中2週で迎えた29戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、祝☆康太郎&祥江結婚記念（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

10月12日、中4週で迎えた31戦目は、一般C3一二（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた32戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、林SPF（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた33戦目は、真仁田安倍菱沼のエクウス社員杯（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（7戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

12月15日、中4週で迎えた34戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、ジオファーム八幡平より今年もありがとう!（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

6歳（2018年）

1月2日、中2週で迎えた35戦目は、一般C3十十一十二（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したブルベアエイプスに半馬身届かず2着に敗北した。

1月31日、中3週で迎えた36戦目は、一般C3六七（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた37戦目は、一般C3四五（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では不撓の敢闘精神でジリジリと辛抱強く粘り込んで先頭に立ち、最後は2着のドリームディバを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

3月1日、中1週で迎えた38戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

3月23日、中2週で迎えた39戦目は、一般C3二三（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

4月6日、中1週で迎えた40戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

5月18日、中5週で迎えた41戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた42戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま力一杯の粘りで持ち堪えて、最後は2着のポッドジョーカーに2馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

7月6日、中4週で迎えた43戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（7戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた44戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。