アストゥーリアス（1999年生、母ラッキーオリーブ）

アストゥーリアス（1999年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「昔、スペイン北西部にあった半王国」。毛色は鹿毛。種牡馬のミスターシービー（当時19歳）と交配したラッキーオリーブが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）エービーシーファーム。戦績は、地方34戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年の3歳以上C2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松本俊博から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、衣斐浩によって231万円で落札された。

林正夫厩舎（北海道）へ入厩。

4歳（2003年）

6月18日、デビュー戦は桜井拓章騎手を鞍上に据えて、一般D4-3（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた2戦目は、一般D4-3（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた3戦目は、一般D4-4（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（2戦0勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったビコーサターンから5馬身差の2着となった。

7月24日、連闘で迎えた4戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、一般D4-4（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズジェイドから3/4馬身差の2着に敗北した。

7月30日、連闘で迎えた5戦目は、一般D4-3（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月6日、連闘で迎えた6戦目は、一般D4-3（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のテラノガウディに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月14日、連闘で迎えた7戦目は、一般D4-1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた8戦目は、一般D4-1（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた9戦目は、一般D4-2（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月4日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた10戦目は、森田直哉騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森田直哉騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた12戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオルゴールメリーに5馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

11月29日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は森田直哉騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた14戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ホッカイロダンにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

5歳（2004年）

1月3日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

3月8日、中8週で迎えた16戦目は、井上悦児騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は安東章騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るヴォツェックを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて制した。

4月25日、中4週で迎えた18戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は森田直哉騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

5月5日、中0週で迎えた19戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

5月29日、中2週で迎えた20戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

6月19日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は森田直哉騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

8月22日、連闘で迎えた25戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は安東章騎手（2戦2勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

8月29日、連闘で迎えた26戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は森田直哉騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森田直哉騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

9月20日、連闘で迎えた28戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森田直哉騎手（7戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森田直哉騎手（8戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森田直哉騎手（9戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で森田直哉騎手（10戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

11月7日、連闘で迎えた32戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で森田直哉騎手（11戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で森田直哉騎手（12戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

11月28日、連闘で迎えた34戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で森田直哉騎手（13戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。