キングサイノス（1989年生、母シルクパワー）
King Cynos
1989.03.20
キングサイノス（1989年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のレシテイシヨン（当時11歳）と交配したシルクパワーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）日田牧場。戦績は、中央平地18戦1勝2着1回、地方31戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1992年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1991年）
9月14日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京ダート1000m 雨/不良）に出走。馬体重は468kg。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。
9月21日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。
10月5日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。
10月19日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で武豊騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。
11月2日、中1週で迎えた5戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、ナインオペラに半馬身交わされて2着となった。
3歳（1992年）
2月1日、約3か月の休養明けで迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は武豊騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。
2月15日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。
2月29日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下の4歳抽せん馬特別（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は田島信行騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。
3月21日、中2週で迎えた9戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、最後はヤマトアプローズと並んで3着同着となった。
4月11日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。
5月2日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で四位洋文騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。
5月16日、中1週で迎えた12戦目は、西浦勝一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1400m 晴/重）に出走。18頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。
5月23日、連闘で迎えた13戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西浦勝一騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のヤマトアプローズを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。
6月6日、中1週で迎えた14戦目は、4歳500万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西浦勝一騎手（2戦1勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。
6月21日、中1週で迎えた15戦目は、4歳500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西浦勝一騎手（3戦1勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚を伸ばせず16着に終わった。
7月5日、中1週で迎えた16戦目は、4歳500万下（中京芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で西浦勝一騎手（4戦1勝）。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。
7月19日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下の由布院特別（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で西浦勝一騎手（5戦1勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。
8月1日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下の日向特別（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で西浦勝一騎手（6戦1勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。
12月23日、約5か月の休養明けで迎えた19戦目は、榎本貴行騎手を鞍上に迎えて、C1ホ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。
4歳（1993年）
1月5日、中1週で迎えた20戦目は、白坂省吾騎手を鞍上に迎えて、C1ホ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。
1月22日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1ヘ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で白坂省吾騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
2月5日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1ヘ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で白坂省吾騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトウカイアーバンに4馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。
3月15日、中4週で迎えた23戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で白坂省吾騎手（3戦1勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
4月20日、中4週で迎えた24戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で白坂省吾騎手（4戦1勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。
5月4日、中1週で迎えた25戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で白坂省吾騎手（5戦1勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月11日、連闘で迎えた26戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で白坂省吾騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。3着を確保した。
5月26日、中1週で迎えた27戦目は、C1ニ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で白坂省吾騎手（7戦1勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
6月10日、中1週で迎えた28戦目は、C1ホ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は榎本貴行騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月16日、中4週で迎えた29戦目は、一般C1ホ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は白坂省吾騎手（8戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったグランドソロンからアタマ差の2着に惜敗した。
8月24日、中5週で迎えた30戦目は、一般C1ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で白坂省吾騎手（9戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラタカハタオーに6馬身の差をつけて勝利をモノにする
9月23日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で白坂省吾騎手（10戦2勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月6日、中1週で迎えた32戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で白坂省吾騎手（11戦2勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
5歳（1994年）
1月4日、約3か月の休養明けで迎えた33戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で白坂省吾騎手（12戦2勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。
1月18日、中1週で迎えた34戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で白坂省吾騎手（13戦2勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。
2月2日、中1週で迎えた35戦目は、C1ニ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で白坂省吾騎手（14戦2勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
3月3日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた36戦目は、一般C2ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で白坂省吾騎手（15戦2勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。
3月21日、中2週で迎えた37戦目は、C2ハ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で白坂省吾騎手（16戦2勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
3月29日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた38戦目は、一般C2ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で白坂省吾騎手（17戦2勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。
4月13日、中1週で迎えた39戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、一般C2ニ（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月20日、連闘で迎えた40戦目は、一般C2ニ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月13日、中2週で迎えた41戦目は、一般C2ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月17日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた42戦目は、一般C3ヘ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で丹羽克輝騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月31日、中1週で迎えた43戦目は、一般C3ホ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丹羽克輝騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月14日、中1週で迎えた44戦目は、一般C3ホ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で丹羽克輝騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月28日、中1週で迎えた45戦目は、一般C3ホ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で丹羽克輝騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月5日、連闘で迎えた46戦目は、一般C3ホ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で丹羽克輝騎手（7戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月19日、中1週で迎えた47戦目は、一般C3ホ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で丹羽克輝騎手（8戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6歳（1995年）
1月2日、中1週で迎えた48戦目は、一般C3ヌ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で丹羽克輝騎手（9戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。7着に終わった。
1月16日、中1週で迎えた49戦目は、白坂芳文騎手を鞍上に迎えて、一般C3リ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。