アパルダー（1999年生、母ビストロドゥパリ）

アパルダー（1999年5月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシンコウキング（当時8歳）と交配したビストロドゥパリが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は八田ファーム。戦績は、地方18戦8勝2着4回。2002年のオパールカップ(地方重賞)に勝利した他、2003年の金杯(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、八田ファームから「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、ジャパンホース・トレードによって525万円で落札された。

村上昌幸厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2001年）

12月29日、デビュー戦は村上忍騎手を鞍上に据えて、2歳C2（水沢ダート850m 曇/重）に出走。馬体重は476kg。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったタートルビレッジから3/4馬身差の2着となった。

3歳（2002年）

4月14日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったユウワンストーンから4馬身差の2着に敗北した。

5月4日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったハナマルキングから1馬身半差の2着に敗北した。

5月20日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のモリユウサンダーに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

6月17日、中3週で迎えた5戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスズヨワージブに3馬身の差をつけて優勝

6月30日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のミストラルネイビーに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月16日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のあじさい特別（上山ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（6戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったナオニオマカセからクビ差の2着に甘んじた。

8月16日、中3週で迎えた8戦目は、3歳B2（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で村上忍騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のジェベルテューダーに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月7日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のサルビア特別（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で村上忍騎手（8戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のエムケイオペラに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月22日、中1週で迎えた10戦目は、3歳A2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で村上忍騎手（9戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のウイナーカップ（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は11戦連続で村上忍騎手（10戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサニービーナスに4馬身の差をつけて6勝目を収める

11月4日、中3週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞のオパールカップ（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で村上忍騎手（11戦6勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のナノテクノロジーを半馬身振り切って7勝目を挙げた。

12月1日、中3週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞のウインターカップ（水沢ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で村上忍騎手（12戦7勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

4歳（2003年）

1月2日、中4週で迎えた14戦目は、地方重賞の金杯（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で村上忍騎手（13戦7勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

4月12日、約3か月半の休み明けで迎えた15戦目は、一般A1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で村上忍騎手（14戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月10日、中3週で迎えた16戦目は、一般A1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で村上忍騎手（15戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のエスエスレディに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月7日、約4か月の休み明けで迎えた17戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般A2（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（2004年）

4月10日、約7か月の休養明けで迎えた18戦目は、エクセレント（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（16戦8勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。