モリデンヴィーナス（2009年生、母マグマヴィーナス）

モリデンヴィーナス（2009年3月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のジェニュイン（当時17歳）と交配したマグマヴィーナスが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は森田芳男。戦績は、地方34戦7勝2着4回。2012年の福山チャンピオンシップ(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

柳沢好美厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2011年）

5月19日、デビュー戦は岩橋勇二騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。馬体重は458kg。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したニシノファイターに半馬身届かず2着となった。

6月15日、中3週で迎えた2戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、4着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では印象的な伸び脚で猛進したが、デヴィルズサンダーに半馬身交わされて2着に敗北した。

7月13日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のマンボフィーリングに4馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

8月4日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

3歳（2012年）

3月25日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた6戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月21日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた7戦目は、3歳（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月28日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた8戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎雅由騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のリワードプレンダに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月12日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、3歳戦の南風スプリント（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎雅由騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のジツリキワンダーに2馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

5月27日、中1週で迎えた10戦目は、一般C1四（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎雅由騎手（4戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のワタリタケノハナに2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

6月10日、中1週で迎えた11戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のワタリタケノハナに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月24日、中1週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の福山チャンピオンシップ（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は山崎雅由騎手（5戦3勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のカンピオーネロサに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

7月8日、中1週で迎えた13戦目は、めざせレコードはやぶさチャレンジ（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田利雄騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったホープダイヤからアタマ差の2着に甘んじた。

7月15日、連闘で迎えた14戦目は、一般B3一（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（2戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマルサンシンプルに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

8月31日、中6週で迎えた15戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

9月20日、中2週で迎えた16戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた18戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、野菊特別（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったケリーズラブから1馬身差の2着に敗北した。

11月4日、中1週で迎えた19戦目は、3歳地方重賞の紅葉賞（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた20戦目は、「本日IPAT全レース発売中!」特別（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた21戦目は、3歳地方重賞の福山王冠（福山ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた22戦目は、ゆず特別（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は山崎雅由騎手（6戦4勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2013年）

1月16日、中3週で迎えた23戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた24戦目は、SPAT4賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2十一（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

3月13日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた26戦目は、成田漬物本舗鉄砲漬賞（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田大騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦し、3着に入り込んだ。

3月20日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2九十十一（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡田大騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2七八（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で岡田大騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

4月29日、中3週で迎えた29戦目は、一般C2五六（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡田大騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

5月9日、中0週で迎えた30戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

6月5日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた31戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、プリサイスエンド賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

6月20日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた32戦目は、鬼のイチオシ登別ブランド特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた33戦目は、オッズ投票も楽天競馬特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

7月18日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた34戦目は、名水の郷きょうごく特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桜井拓章騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく11着に終わった。