メイショウマジック（2020年生、母メイショウヒメユリ）

メイショウマジック（2020年2月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+魔法」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホッコータルマエ（当時11歳）と交配したメイショウヒメユリが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は本巣敦。戦績は、中央平地10戦0勝、地方2戦2勝。主な勝ち鞍は2023年の3歳以上C4-4。

経歴

デビュー前

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2023年）

9月6日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は500kg。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のクロノワールをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

9月26日、中2週で迎えた2戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮烈な末脚を爆発させて、最後は2着のアンブレラダンスに1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

4歳（2024年）

5月19日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

8月3日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい7着に終わった。

9月14日、中5週で迎えた5戦目は、川端海翼騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

12月8日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川端海翼騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川端海翼騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

5歳（2025年）

3月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 小雨/良）に出走。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入った。

3月30日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

8月10日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

8月31日、中2週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた11戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。

10月19日、中6週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。