オウケンハカイダー（2004年生、母シスターリッチ）

オウケンハカイダー（2004年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋キャラクター名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のニューイングランド（当時7歳）と交配したシスターリッチが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）高瀬牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、中央障害5戦0勝、地方27戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年の松虫草特別(一般B3-1)。

経歴

デビュー前

藤岡範士厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

3月11日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は486kg。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

6月26日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアカシア賞（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた3戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

9月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

10月29日、中3週で馬体重を前走から23kg増やして迎えた5戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般C4-7（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

11月11日、中1週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた6戦目は、一般C5-7（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月19日、連闘で迎えた7戦目は、一般C5-8（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスマートシーズンを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月25日、連闘で迎えた8戦目は、一般C4-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で平瀬城久騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた9戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、一般C5-3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のサイレントルドルフをハナ差振り切って待望の初白星を挙げた。

4歳（2008年）

6月14日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた10戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

8月9日、中7週で迎えた11戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の都井岬特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

9月15日、中4週で迎えた12戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月24日、中9週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 小雨）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（2009年）

1月18日、中7週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた14戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 曇）に出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。5着を確保した。

1月31日、中1週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 曇）に出走。鞍上は北沢伸也騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月10日、約3か月半の休養明けで迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月31日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた17戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、中野栄美子誕生日記念（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた18戦目は、しょうぶ特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた19戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般B3-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた20戦目は、すいれん特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた21戦目は、白樺特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた22戦目は、一般B3-2（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた23戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダブルバルーンを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

9月6日、中1週で迎えた24戦目は、松虫草特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のタケショウダンデーをクビ差振り切って久々に勝ち星を挙げた。

9月21日、中1週で迎えた25戦目は、金沢ケーブルネット杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた26戦目は、恋路賞（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた27戦目は、一般B2-3（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は中川雅之騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた28戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、一般B2-3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた29戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般B2-3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

11月29日、中1週で迎えた30戦目は、一般B2三（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた31戦目は、イケメン真悟君祝22歳記念（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた32戦目は、一般B2二（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

6歳（2010年）

4月4日、約3か月半の休養明けで迎えた33戦目は、輪島塗特別（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は鬼束亮騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた34戦目は、珠洲焼特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた35戦目は、楽天競馬杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

5月16日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた36戦目は、一般B2二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

6月8日、中2週で馬体重を前走から17kg絞って迎えた37戦目は、大樋焼特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（9戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。