イシノゲッタウェイ（1999年生、母イシノショウ）

イシノゲッタウェイ（1999年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のメジロマックイーン（当時12歳）と交配したイシノショウが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）広富牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方3戦1勝。主な勝ち鞍は2002年の秋桜特別(C2-1)。

経歴

デビュー前

加賀武見厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

1月5日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて14着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた2戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

6月22日、約5か月の休養明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

6月30日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず4着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた6戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のデネブ特別（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。4着を確保した。

8月31日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（4戦0勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

9月17日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた8戦目は、3歳戦の秋桜特別（門別ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のスリースキムをハナ差制して待望の初白星を挙げた。

4歳（2003年）

5月3日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg戻して迎えた9戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の三条特別（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

9月22日、約4か月半の休養明けで迎えた10戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、マルチサンド特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。