フレーフレートート（1998年生、母マイアスナロ）

経歴

デビュー前

当歳のとき、大柳ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、大柳ファームから「北海道6月セレクト市場サラブレッド2歳」と「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。同年、大柳ファームから「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、東都輸送によって472.5万円で落札された。

太田進厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2000年）

11月15日、デビュー戦は堀千亜樹騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は457kg。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして悠々と抜け出し、最後は2着のミツワトップロードに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月29日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のビックトップランに1馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

3歳（2001年）

10月4日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた3戦目は、一般C1十（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、シルクパイロットに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

10月30日、中3週で迎えた4戦目は、一般C1八九十（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のテイエムメガロに1馬身半の差をつけて3勝目を手にした。

12月14日、中5週で迎えた5戦目は、墨田区特別（大井ダート1590m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて、最後は2着のトモノイグザンブルを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

12月31日、中1週で迎えた6戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、カウントダウン賞（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2002年）

1月23日、中2週で迎えた7戦目は、一般B3三（大井ダート1590m 内回り晴/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（4戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

4月25日、約3か月の休み明けで迎えた8戦目は、北斗七星賞（大井ダート1690m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（5戦3勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて14着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた9戦目は、オメガ賞（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（6戦3勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた10戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、エキサイティングナイト賞（大井ダート1790m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

6月18日、中2週で迎えた11戦目は、夏木立賞（大井ダート1690m 雨/不良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（7戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。