サンダンス（1988年生、母フラッシュダイナ）

Sundance

1988.05.02

サンダンス（1988年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のアンバーシャダイ（当時11歳）と交配したフラッシュダイナが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地7戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1991年の朱竹賞(500万下)。

経歴

デビュー前

相川勝敏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1990年）

10月13日、デビュー戦は細川英二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 小雨/良）に出走。馬体重は464kg。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川英二騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で細川英二騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったアフターミーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

12月2日、中2週で迎えた4戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るイイデシリアスを別次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月22日、中2週で迎えた5戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は細川英二騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、勝ったスタビライザーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

3歳（1991年）

1月15日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下の朱竹賞（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川英二騎手（4戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のグロウファントムに2馬身半の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

2月2日、中2週で迎えた7戦目は、3歳オープンのヒヤシンスステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で細川英二騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。