モズ（2007年生、母ベストブート）

モズ（2007年2月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「地名」。毛色は青毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時12歳）と交配したベストブートが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は（有）登別上水牧場。戦績は、中央平地30戦3勝2着2回、地方26戦4勝2着8回。2009年の札幌2歳ステークス(G3)で2着に入った他、2013年の北上川大賞典(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、上水牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、グランプリによって4,830万円で落札された。

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

8月9日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のバシレウスを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

9月5日、中3週で迎えた2戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の札幌2歳ステークス（札幌芝1800m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、サンディエゴシチーに交わされて1馬身半差の2着となった。

11月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、2歳G3の東京スポーツ杯2歳ステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は岩田康誠騎手（1戦1勝）。17頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。端に立つ形となり、スローペースで馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず最後はアーバンウィナーと並んで7着同着となった。

3歳（2010年）

5月8日、約5か月半の休み明けで迎えた4戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳G2の京都新聞杯（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。17頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、かなり遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

7月4日、中7週で迎えた5戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳ハンデG3のラジオNIKKEI賞（福島芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が鈍り16着に終わった。

8月21日、中6週で迎えた6戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1600万下のマレーシアカップ（札幌芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着に入った。

4歳（2011年）

5月15日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下のきぼう賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた8戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下のむらさき賞（東京芝1800m 雨/不良）に出走。18頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた9戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下のHTB杯（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、伸びてきたエドノヤマト決め手に屈して半馬身差の2着となった。

7月16日、中3週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下のSTV杯（函館芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のラヴィンライフを半馬身振り切って久しぶりに美酒を浴びた。

7月30日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上1600万下の漁火ステークス（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隼人騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

11月19日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1600万下の修学院ステークス（京都芝2000m 小雨/不良）に出走。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は勢いを失って14着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた13戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の美浦ステークス（中山芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。

5歳（2012年）

4月28日、約4か月半の休養明けで迎えた14戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の下鴨ステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた15戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の緑風ステークス（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

5月20日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の烏丸ステークス（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は高倉稜騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

6月10日、中2週で迎えた17戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の垂水ステークス（阪神芝2000m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

11月10日、約5か月の休養明けで迎えた18戦目は、3歳以上1600万下の修学院ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って8着に終わった。

6歳（2013年）

1月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の三河ステークス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

2月3日、連闘で迎えた20戦目は、4歳以上1600万下の斑鳩ステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は国分恭介騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて8着に終わった。

3月3日、中3週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の武庫川ステークス（阪神芝1600m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（3戦0勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた22戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の但馬ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で国分恭介騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のスロトングスピリットで渋太く持ち堪えて、最後は2着のマイネルメダリストを3/4馬身振り切って久しぶりに美酒を浴びた。

4月7日、中2週で迎えた23戦目は、福島民報杯（福島芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で国分恭介騎手（5戦1勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に終わった。

6月1日、中7週で迎えた24戦目は、G3の鳴尾記念（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で国分恭介騎手（6戦1勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

6月30日、中3週で迎えた25戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、巴賞（函館芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

7月14日、中1週で迎えた26戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3の函館記念（函館芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた27戦目は、札幌日経オープン（函館芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が鈍り6着に敗れた。

9月1日、中3週で迎えた28戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの丹頂ステークス（函館芝2600m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

11月3日、中8週で迎えた29戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、ハンデG2のアルゼンチン共和国杯（東京芝2500m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。最後はタレてしまい18着に終わった。

11月10日、連闘で迎えた30戦目は、ハンデ戦でオープンのアンドロメダステークス（京都芝2000m 雨/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は松田大作騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

12月8日、中3週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた31戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の北上川大賞典（水沢ダート2500m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて、最後は2着のローレルカンタータに1馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

12月31日、中2週で迎えた32戦目は、地方重賞の桐花賞（水沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、スーブルソーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

7歳（2014年）

4月14日、約3か月半の休養明けで迎えた33戦目は、卯月特別（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、スーブルソーに半馬身交わされて2着に敗北した。

8月5日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から30kg減らして迎えた34戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、アルーダ日高西部特別（門別ダート2000m 曇/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るクラグオーを異次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて5勝目を収める

9月17日、中5週で迎えた35戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のステイヤーズカップ（門別ダート2600m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

10月15日、中3週で迎えた36戦目は、地方重賞の瑞穂賞（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

11月23日、中5週で迎えた37戦目は、初冬特別（水沢ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のイキナヤツに1馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

12月7日、中1週で迎えた38戦目は、地方重賞の北上川大賞典（水沢ダート2500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ナムラタイタンに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

12月31日、中2週で迎えた39戦目は、地方重賞の桐花賞（水沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

8歳（2015年）

3月29日、約3か月の間隔を開けて迎えた40戦目は、弥生特別（水沢ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったケイジータイタンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月11日、中1週で迎えた41戦目は、地方重賞の赤松杯（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋悠里騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、ナムラタイタンに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

4月30日、中2週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた42戦目は、地方重賞のオグリキャップ記念（笠松ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋悠里騎手（8戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた43戦目は、地方重賞のあすなろ賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高橋悠里騎手（9戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったコミュニティをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

6月6日、中1週で迎えた44戦目は、地方重賞のかきつばた賞（盛岡芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で高橋悠里騎手（10戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のヒラボクビクトリーを半馬身振り切って優勝

6月21日、中1週で迎えた45戦目は、地方重賞の一條記念みちのく大賞典（水沢ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で高橋悠里騎手（11戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったコミュニティに詰め切れず、約10馬身差の2着に敗北した。

8月2日、中5週で迎えた46戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のせきれい賞（盛岡芝2400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく12着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた47戦目は、地方重賞の桂樹杯（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた48戦目は、初秋特別（水沢ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた49戦目は、地方重賞の青藍賞（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原俊吏騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

11月23日、中9週で迎えた50戦目は、初冬特別（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原俊吏騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた51戦目は、師走特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原俊吏騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた52戦目は、冬至特別（水沢ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原俊吏騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

12月31日、中0週で迎えた53戦目は、地方重賞の桐花賞（水沢ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で菅原俊吏騎手（7戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

9歳（2016年）

3月28日、約3か月の間隔を開けて迎えた54戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、弥生特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた55戦目は、卯月特別（水沢ダート1800m 小雪/稍重）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（12戦3勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ドリームバスケットに交わされて4馬身差の2着となった。

5月22日、中5週で迎えた56戦目は、地方重賞のあすなろ賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（13戦3勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。