ファンドリリュウ(2005年生、母オールウェイズグッドサンクス)

Foundry Ryu

2005.05.04

ファンドリリュウ(2005年5月4日)は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+竜」。毛色は栗毛。種牡馬のオペラハウス(当時17歳)と交配したオールウェイズグッドサンクスが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は中脇 満。戦績は、中央平地8戦0勝、中央障害1戦0勝、地方2戦2勝。主な勝ち鞍は2009年の春蘭特別(一般A3)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中脇満から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、水戸富雄によって1,260万円で落札された。

南井克巳厩舎(栗東)へ入厩。

3歳(2008年)

3月30日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利中京ダート1700m 曇/良)に出走。馬体重は446kg。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

4月13日、中1週で迎えた2戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利福島ダート1700m 曇/良)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利京都ダート1800m 曇/良)に出走。鞍上は幸英明騎手(1戦0勝)。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

7月23日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の蘇水峡賞笠松ダート1400m 晴/良)に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のリマインドフルに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月23日、中3週で迎えた5戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下小倉ダート1700m 晴/重)に出走。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く16着に終わった。

9月27日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下阪神ダート1800m 晴/良)に出走。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

10月12日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、3歳以上500万下京都ダート1800m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手(1戦0勝)。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、4着に入り込んだ。

10月25日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下京都ダート1800m 晴/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手(2戦0勝)。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下京都ダート1800m 小雨/重)に出走。鞍上は4戦連続で石橋守騎手(3戦0勝)。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

4歳(2009年)

3月10日、約4か月の休養明けで迎えた10戦目は、春蘭特別笠松ダート1800m 晴/良)に出走。鞍上は安部幸夫騎手(1戦1勝)。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のイタリアンオリーブを半馬身振り切って1番人気に応えた。

4月4日、中3週で迎えた11戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利阪神障害芝→ダート2970m 曇)に出走。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。