インスパイアローズ(2003年生、母ソフィーズローズ)

Inspire Rose

2003.05.21

インスパイアローズ(2003年5月21日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホワイトマズル(当時13歳)と交配したソフィーズローズが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、地方11戦4勝2着1回。2005年のゴールドアリュール賞で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

成田春男厩舎(北海道)へ入厩。

2歳(2005年)

5月24日、デビュー戦は川島洋人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ札幌(地)ダート1000m 曇/良)に出走。馬体重は470kg。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のキラネリスに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月8日、中1週で迎えた2戦目は、2歳オープンのゴールドアリュール賞札幌(地)ダート1000m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手(1戦1勝)。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したクリムゾンルージュを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7月6日、中3週で迎えた3戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の栄冠賞旭川ダート1000m 雨/良)に出走。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3歳(2006年)

6月15日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から39kg増やして迎えた4戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳船橋ダート1200m 曇/稍重)に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

9月20日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳船橋ダート1600m 晴/良)に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るゴールデンスラムを異次元の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

10月26日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦の白風スプリント船橋ダート1000m 晴/重)に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手(1戦1勝)。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るディライトパールを圧倒的な末脚で半馬身差し切って3勝目をつかんだ。

11月14日、中2週で迎えた7戦目は、一般C1四アイ船橋ダート1600m 晴/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手(2戦2勝)。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のデンタルライトに5馬身の差をつけて4勝目を収める

12月7日、中2週で迎えた8戦目は、一陽特別船橋ダート1600m 曇/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手(3戦3勝)。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って8着に敗れた。

12月21日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた9戦目は、一般C1四浦和ダート1600m 曇/稍重)に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手(4戦3勝)。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

4歳(2007年)

2月9日、中6週で迎えた10戦目は、佐藤裕太騎手を鞍上に迎えて、一般C1二アイ船橋ダート1200m 曇/良)に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

9月24日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた11戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C1四アイ船橋ダート1200m 曇/良)に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。