キックザファースト（2019年生、母イッツマイタイム）

キックザファースト（2019年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+一世」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープスカイ（当時14歳）と交配したイッツマイタイムが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は田中スタッド。主な勝ち鞍は2022年の今年のJBCは岩手と共に特別(一般C4-3)。

経歴

デビュー前

小島茂之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

3月26日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り小雨/良）に出走。馬体重は486kg。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では速い脚を使えず15着に終わった。

7月24日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では目立つような脚を使えず14着に終わった。

8月28日、中4週で迎えた3戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

2022年8月30日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月21日、中2週で迎えた4戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、旧日高門別駅愛称募集賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したミヴィダロカにアタマ差届かず2着となった。

10月18日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したターンザコーナに半馬身届かず2着に敗北した。

11月3日、中1週で迎えた7戦目は、今年のJBCは岩手と共に特別（門別ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石川倭騎手（3戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のベルモナークに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

デビュー前

真島元徳厩舎（佐賀）へ入厩。

12月17日、デビュー戦は石川倭騎手を鞍上に据えて、3歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番ゲートからスタート。出走取消となった。