グレートカイザー（1987年生、母チヤイナレツト）

グレートカイザー（1987年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のクライムカイザー（当時14歳）と交配したチヤイナレツトが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）北斗牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方25戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は1991年のペルセウス座特別(B3二)。

経歴

デビュー前

大塚三郎厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1989年）

10月15日、デビュー戦は久保田信之騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったコトブキトミオーから2馬身差の2着となった。

11月25日、中5週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田信之騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったエステーネオから3/4馬身差の2着となった。

12月6日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保田信之騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で久保田信之騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（1990年）

1月15日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦の若獅子特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で久保田信之騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の紅梅特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で久保田信之騎手（5戦0勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に入った。

3月14日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、3歳戦のフリージア特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で久保田信之騎手（6戦0勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったツクバスキーから2馬身差の2着となった。

4月8日、中3週で迎えた8戦目は、本間茂騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のさくら特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の山吹特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は久保田信之騎手（7戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月18日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の紅ばら特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田信之騎手（8戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月24日、約5か月半の休養明けで迎えた11戦目は、上杉昌宏騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の江戸菊特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月19日、中3週で迎えた12戦目は、秋吉和美騎手を鞍上に迎えて、一般C1九十（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のノーザンテイオーをクビ差制して待望の初白星を挙げた。

12月14日、中3週で迎えた13戦目は、ファイナルチャレンジ特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋吉和美騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のイナズマライデンに1馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

4歳（1991年）

1月2日、中2週で迎えた14戦目は、初荷特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋吉和美騎手（2戦2勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。12着に敗れた。

2月4日、中4週で迎えた15戦目は、立春特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋吉和美騎手（3戦2勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた16戦目は、茶摘特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は久保田信之騎手（9戦0勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた17戦目は、一般B3二（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田信之騎手（10戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた18戦目は、ペルセウス座特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保田信之騎手（11戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサンチヨパンサをアタマ差制して3勝目を奪取した。

6月21日、中1週で迎えた19戦目は、ぎょしゃ座特別（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で久保田信之騎手（12戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた20戦目は、天の川賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で久保田信之騎手（13戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた21戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、ドラマチックナイト賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月27日、連闘で迎えた22戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、ジュピター賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月25日、中3週で迎えた23戦目は、サンデーナイト賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月18日、中2週で迎えた24戦目は、スターサファイア賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月24日、中4週で迎えた25戦目は、オータムカップ（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は秋吉和美騎手（4戦2勝）。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（1992年）

1月26日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた26戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた27戦目は、長峰一弘騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京ダート1600m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

2月29日、中2週で迎えた28戦目は、宮田仁騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の潮来特別（中山芝2500m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

4月19日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた29戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮田仁騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた30戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の悠久山特別（新潟芝2200m 外回り曇/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で宮田仁騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。